パティシエの技が詰まった、秋限定りんご&ティラミスのパフェ | Numero TOKYO
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パティシエの技が詰まった、秋限定りんご&ティラミスのパフェ

徐々に秋の気配が深まってきた今日この頃。季節ごとに登場するアーティスティックなパフェが人気のホテル インターコンチネンタル 東京ベイで、2021年11月末まで提供予定の「りんご飴のパフェ」と「ティラミスアフォガードパフェ」をいただきました。

まず一つ目は、ツヤツヤに輝くりんご飴が愛らしい「りんご飴のパフェ」。德永純司シェフはこれまでにもいちごや柚子などの飴細工のパフェを生み出してきましたが、今回はりんごです。

葉っぱや蔓まで飴細工で繊細に表現されています。光沢感のある質感が美しく、食べるのが憚られるほど。ツヤや飴の薄さにこだわった、飴細工の職人技が発揮された芸術品! りんご飴の周りには、ぐるっとりんごの薄いスライスが花びらのように並べられています。

思い切って飴をスプーンで叩いて割ると、中にはりんごのグラニテが。ひんやり、しゃりしゃりとした食感で爽やかで、りんごのお酒カルバドスが香ります。

さらに食べ進めると、シナモンアイスクリームとタルトタタン、パイ生地が現れまるでアップルパイのような味わいに。煮詰めたりんごやスパイスのきいた風味に秋の訪れを感じます。

その下には、りんごを角切りにしバニラでソテーしたものが敷き詰められ、キャラメルのシャンティクリームと合わせています。香ばしいキャラメルとりんごの相性も抜群。サブレを挟み、酸味が爽やかなりんごのジュレでさっぱり締めくくります。

フレッシュやタルトタタン、ソテーと、りんごの異なる味わいや食感が楽しめるだけでなく、シナモンやキャラメルなど秋らしさを感じる素材も盛り込まれ、とても美味しい。飴が大きいのでボリュームがありそうに見えますが、さっぱり軽やかであっという間に完食しました!

もう一つのパフェは、「ティラミスアフォガードパフェ」。別添えのエスプレッソを注いで、アフォガードスタイルでいただきます。こちらは数々のコンクールで受賞暦を誇る気鋭のパティシエ、飯岡奈々さん考案です。

グラスを覆うのは、紙をクシュッとしたようなチョコレート。そこに熱々のエスプレッソを注ぎます。

エスプレッソにはマルサラ酒が加えてあり、香り豊か。チョコレートの器がみるみるうちに溶け、エスプレッソがソースのようにグラスに溜まります。ひんやりと熱々のコンビネーションも楽しみの一つ。

グラスの上部には、マルサラ酒のエスプーマシャンティやマスカルポーネのアイスクリームが入っています。しっかりビターなエスプレッソと合わせると甘すぎず大人の味。マルサラ酒の芳醇な香りもきいています。

中には、コーヒーのグラニテや、ヴァローナ社のチョコレート「カライブ」を使ったクリーム、コーヒー風味のホワイトチョコレートクリーム、ザクザク食感のチョコレートのシュトロイゼルなど、ティラミスをイメージしたパーツが重ねられています。ティラミスといえば、エスプレッソに浸したスポンジやマスカルポーネチーズのクリームがなくては!というところですが、それを大胆に分解・アレンジしてパフェに落とし込んでいます。うん、ちゃんとティラミス!

グラスが小ぶりなので、食事の後にもペロリと食べられそう。追加オーダーしてしまうこと必至!

爽やかなりんご飴のパフェと、ほろ苦なティラミスという異なる方向性のパフェ2種類。どちらも制覇して欲しいです!

りんご飴のパフェ
価格/¥3,080(税込・サービス料別)
提供期間/~2021年11月30日(火)
提供場所/ニューヨークラウンジ By インターコンチネンタル東京ベイ(1F)
提供時間/11:30~21:30(L.O.21:00)

ティラミスアフォガードパフェ
価格/¥2,860(税込・サービス料別)
提供期間/~2021年11月30日(火)
提供場所/ニューヨークラウンジ By インターコンチネンタル東京ベイ(1F)/ ハドソンラウンジ(1F)
提供時間/11:30~21:30(L.O.21:00)/ 11:30~22:00(L.O.21:00)

ニューヨークラウンジ By インターコンチネンタル東京ベイ
TEL/03-5404-7895(直通)

ハドソンラウンジ
TEL/03-5404-7894(直通)
※当面の間、短縮営業となりますので詳しくはホームページをご確認ください。

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
住所/東京都港区海岸1丁目16番2号
URL//www.interconti-tokyo.com/

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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