パン野ゆりのぶらりパン歩き 「DONQ」でパン飲みのススメ!
おいしいパンを求めて世界中どこまでも! パン愛にあふれたモデル山野ゆり改め“パン野ゆり”が、話題の新店から知る人ぞ知る逸品まで、津々浦々めくるめくパンの世界を独自の視点でお届け。パンとワインで一味違った家飲みを! 前回のパン作りに続き、後編はドンク(DONQ)がパン飲みの楽しみ方を指南。
こんにちは!パン野ゆりです。
今回は前回に引き続き、ドンクさんが提案するパン飲みのススメをお伝えします♡
案内してくれるのは…もっぱら夜な夜な自宅でパン飲みスタイル!な、ドンク営業本部ブランド管理室長の斉藤さん。
私も自宅でパン飲みすることがちょこちょこあるので、オススメのメニューやペアリングなど色々伺えることが楽しみ♡♡♡♡
まずは少しドンクさんのご紹介!
1905年に神戸で創業(100年以上前からあるのです‼︎ 興奮興奮)。
創業当時から本場の製パン技術の習得やヨーロッパの食文化の紹介にチカラを入れ、フランスパンブームを起こすなど! 日本のパン業界をリードし続けているドンク。
総店舗数はなんと海外を含めると約200店舗!
パンのワールドカップ、クープ・デュ・モンド・ラ・ブーランジュリーに過去6度も職人を輩出するなど、世界トップクラスの高い製パン技術を誇るのです♡
そんなドンクさんが提案する夜パンスタイルを聞いていきましょう♡
ズラリと並ぶパンやお惣菜を見てワクワクが止まりません…!ワインまで…あるよ?
手前から順番に…
・オイルサーディン+トマト+ブルーチーズ
・クリームチーズ+マッシュルームを炒めて塩胡椒したもの+バルサミコ酢に漬けたもの
・クリームチーズ+サーモン
・ブリーチーズ+ブルーベリージャム+ピスタチオ
まずはバゲットを斜めに切って面を広く取りましょう。お肉を乗せるだけでも立派なメインになるし、売っている食材をアレンジするだけでヒョイヒョイ良い感じのオープンサンドができちゃうのだから!
火を使わないっていうのがミソ。調理しないでパンと合わせてそのまま出せるのも良いポイント。
実際にバルサミコを試食したのですが、美味しい美味しい~ワインが進む~♡
ちなみに!バゲットの製法は昔から変えていないそう。日々の食事としてのパンなので、毎日食べても食べ飽きない美味しさを追求しているんだとか。
シンプルなパンこそ、夜にも食事パンを食べて欲しい、パンのあるライフスタイルを提案したいのです、と斉藤さん。
ワインは3〜4本開けておいて、色々食べながらペアリングを試してみるのも楽しいとのこと♡ なんて贅沢!これはすぐにでも取り入れたい♡
チーズ類はスーパーで買いやすいブリーやカマンベールをチョイスします、と斉藤さん。
パン飲みは手軽さがポイントなので、生ハムやシャルキュトリーなども買って、すぐお皿に出して準備OK。
帰ったらすぐに食べたいので、その他は作り置き。あとはパンに乗せて食べるだけ♡
夜パンは簡単でシンプル、かつ美味しい!
個人的に気に入ったのがこちらの試作段階のミッシュ。発売は未定でテスト用のパンなのですが……すっごく好みだったのです(ドンクさん、発売待っております)。
2種類のルヴァン、国産の石臼挽きの全粒粉、ライ麦粉などをブレンドして、クラストが柔らかくスルスルと一緒に食べられるパンで、ほのかな酸味と甘みがあるのが特徴的。
ドイツパンのような酸味のあるパンもパン飲みにおすすめです!と斉藤さん。
他の食材と合わせることでパンの酸味が活きてくる。魚介、サラミなどと合わせてもGOOD♡
そもそも昔は、大きく焼いたパンを何日間もかけて食べるものだったそう。ルヴァンの特徴から酸味があり、ペーハーの低さのおかげで長持ちしたとも考えられます。時代の移り変わりに合わせて、焼きたてだったり食感だったり、大きさや形も含めて、時代の中でパンは変化して来ました。
そんな歴史的背景までお話ししてくれる斉藤さん。パンを通じて文化を知る…お酒がどんどん楽しくなってきます♡笑
・ハードトースト+オリーブオイル
*オリーブオイルは「OLIVIERS&CO」のもの
ハードトーストの歯切れの良い食感がクセになる!そしてこれ和食にも合いそう…?
リーンで実直な美味しさ、馴染む味わい。
その他にもデザートとしてのパンも!
チーズとジャムの掛け合わせでフルーティーなコクが楽しめます。
私がよくやるのはコンテに柚ジャム♡ オススメです♡
手軽で美味しく華やかでホームパーティーにもぴったり♡ 斉藤さん、ありがとうございました!
外食することになかなか気が進まないご時世、お家でパン飲み!始めませんか?
DONQ
www.donq.co.jp/
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Photos: Kouki Hayashi Text: Yuri Panno Edit: Yukiko Shinto