ユルいパッケージに脱力。噂のオーツミルク初体験! | Numero TOKYO
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ユルいパッケージに脱力。噂のオーツミルク初体験!

コーヒー屋さんではカフェラテかカフェオレを選ぶミルク派です。豆乳もアーモンドミルクも大好きですが、ずっと気になっていたのがオーツミルクなるもの。

最近はコンビニでも小さなパックが売られていたり、日本のスターバックスでも期間限定でオーツミルクカスタムが登場したりと何かと存在感を強めています。ある日、Instagramで目に入ってきたのが写真の「Minor Figures(マイナー フィギュアズ)」のオーツミルク。まず、鳥の着ぐるみを着たシュールなイラストに釘付け!! まったくミルクとは関係なさそうな陽気な雰囲気に惹かれました。 調べてみると、「イギリスのコーヒー会社であるマイナーフィギュアズが『コーヒーに合うオーツミルク』として開発した商品」なのだそうです。既存のオーツミルクはうまく泡立たないのでフォームミルクが作れず、ラテアートができなかったそう。そこで、コーヒーとの相性も良くラテアートも描けるオーツミルクを開発したのだそうです。ふざけたようでいて、ちゃんとした背景がありました! 幸運にもBlue Bottle Coffeeさんで1本売り(¥800くらい)を見つけて、迷わずゲット。

Blue Bottle Coffeeおすすめのオールミルクを使ったアイスオレの作り方に早速トライしてみました。これまた大ファンのインスタントコーヒーにお湯を加えて溶かし、氷とオーツミルクを加えるだけで完成です。コーヒーのために生まれたMinor Figuresのオーツミルク、どんな味なんでしょう?

豆乳やアーモンドミルクにも似たまろやかさがありながら、とっても飲みやすい! でもコーヒーの香ばしさを損なうことなく、コクもあって美味しいです。そのまま飲むと、ほんのり自然な甘みを感じます。こんなに世界でオーツミルクが注目されている理由のひとつに、牛乳やアーモンドミルクに比べて製造時に必要な水の量が8分の1以下という点があるそうです。環境にまでやさしいとは。

Blue Bottle Coffeeのほか、FuglenやVerve Coffee Roastersなど、続々とコーヒーショップがこのMinor Figuresを導入しているそうです。お店で見つけたときはぜひお試しください!

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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