京都発きな粉スイーツ専門店「吉祥菓寮」の限定パフェ @ 渋谷MIYASHITA PARK店
渋谷の新しいランドマーク「MIYASHITA PARK」がついにオープン。ファッションからレストラン、ホテルまで注目店がたくさん出店していますが、一番通いそうなのが以前にも六本木店を紹介した京都の「吉祥茶寮」です。
自家焙煎しているこだわりのきな粉スイーツを展開する吉祥茶寮。ここでの目玉は店舗限定メニューの「黒千石のきなミスパフェ」です。
14層からなる茶色のレイヤーは、吉祥茶寮定番のきな粉「ミヤギシロメ」のアイスクリーム、コーヒーシロップに浸したお麩(!)、コーヒーゼリー、マスカルポーネのクリームなど。幻の黒豆と言われる北海道産の黒千石大豆を使用し、大人のティラミスを表現しています。きな粉の香ばしさとコーヒーのほろ苦さが最高にマッチ! 甘さ控えめなのでスルッと食べられます。通常のティラミスではスポンジを使用しますが、軽く仕上げるためにお麩なのだそう。最後まで美味しく食べられるように、いろいろと計算されています。
内覧会では、チーフパティシエの岡直希シェフがパフェの実演をしてくれました! 早い人では2分ほどで完成させるそう。もちろんすべてオーダーを受けてから作ります。パフェ材料はすべて自家製だそうです。上から下に食べ進むパフェの構造を考えて構成しているのだとか。例えば、一口目にひんやりとした冷たさが伝わるように、上の層にアイスクリームをセット。それも薄く入れていました。
吉祥茶寮さんのパフェは中身が見えない平らな表面なので、最初にスプーンを入れたとき、きな粉の膜を破ってふわっとしたクリームに当たるのは感動の瞬間です。
季節限定のメニューは、今なら桃のパフェ。上部に薄いメレンゲが入っているので、割っていただきます。桃を半玉使用したコンポートに、爽やかな酸味の自家製ラズベリーヨーグルトのムース、さっぱりした白ワインゼリー、バニラアイスという内容です。夏恋という名にふさわしく、甘酸っぱさとのバランスが絶妙です。すももソースが添えてあるので味変も楽しめます。
定番人気のシグネチャー「焦がしきな粉パフェ」も一度は食べておきたい。サクサクのメレンゲ、優しい甘さの豆乳ブラマンジェ、ほうじ茶ゼリー、そこに黒蜜をかけていただきます。和のハーモニーにほっこりします。
パフェの他にも、わらび餅やランチメニューのボリュームサラダ、きな粉のドリンクなどもあります。
店内にはきな粉の焙煎機も。焙煎しているときは、きな粉の香ばしい香りに包まれます。MIYASHITA PARKに入館するには、8月6日(木)までは事前の予約が必要ですが、7日(金)以降は予約なしで入館できる予定だそう。オープンを記念して先着50名に自家製焙煎きな粉のプレゼントも。予断を許さない状況ではありますが、行ける方はぜひ美味しいパフェを楽しんできてください!
吉祥菓寮 渋谷 MIYASHITA PARK 店
住所/東京都渋谷区神宮前6丁目20番地10号 MIYASHITA PARK South 2F
営業時間/11:00〜21:00(L.O.20:00)
TEL/03-3400-7181
URL/https://kisshokaryo.jp/
※MIYASHITA PARKへは8月6日(木)まではWeb事前予約制・入場制限あり。
7日(金)からは事前予約なしで入館可(混雑状況により入場制限の可能性あり)。