先週末は、Venice Art Walkというイベントに行ってきました。今でこそ素敵な家が立ち並び、お家賃が高いと言われるベニスだけれど、それもここ数年のお話。まだ物騒な地域だった頃に、アーティストが倉庫のようなスペースを借りてギャラリーにし始めた。時が経って街が変化した今でも、その一角が残ってる。
そうしたギャラリーを週末だけ解放して、一般の人が中を見学したり作品を購入したりできるVenice Art Walk。このイベントに、お友達のジュエリー・デザイナー Nina Savillが参加するというので足を運んでみました。
天然石を活かして作られる彼女の個性派ジュエリーは一点ものばかり。日本人女性の細い指には大き過ぎるけれど、こっちの人にはすごく似合うのよね。しばらくブースに一緒に立っておしゃべりしていたのだけれど、人足が絶えず盛況だった。
普段は買い物をする側だけれど、この日、ジュエリーを選ぶ女性の姿を見ているのが楽しかった。指輪を手に取って触ってみて、中指につけたと思ったら薬指につけてみたり。自分の指輪を外したり、重ね付けしたり。Ninaのジュエリーを購入した瞬間から、彼女のベイビーがその女性の身体の一部になるんだものね。
素敵な日曜日をありがとう。