韓国ソウルにアートなホテル
「ルメリディアン・ソウル」がオープン!
韓国ソウルの江南エリアに今年9月にオープンしたばかりのホテル「ルメリディアン・ソウル(Le Meridien Seoul)」へ。たくさんのアート作品に囲まれたラグジュアリー空間をご紹介。
01: Room & Design
ヨーロッパと韓国の文化が融合した
モダンシックなホテル
パリ発のラグジュアリーホテル「ルメリディアン」が、ソウルの人気スポットの一つ江南に第1号店「ルメリディアン・ソウル」をオープン。ヨーロピアンスタイルにミッドセンチュリーなデザインを組み合わせたラグジュアリーな空間が広がる。
デザインを担当したのは、ロンドンを中心に活躍し、有名レストラン「ザ・ウォルセリー(The Wolseley)」「ハロッズ(Harrods)」の店舗も手がける「デヴィッド・コリンズ・スタジオ(David Collins Studio)」。また、エレベーターやラウンジで心地よく流れるボサノバ風の音楽は、フランスのバンド「ヌーヴェル・ヴァーグ(Nouvelle Vague)」によるもの。
客室は全336室を完備し、そのうち109室がクラブルーム、29室がスイートで、クラブルームとスイートに宿泊すれば高層階の「クラブラウンジ」も利用可能。バルコニー付きの部屋や、全6部屋もあるプレジデンシャルスイートも備え、部屋のタイプもさまざま。
内装はブランドカラーのラベンダー、ブルー、グリーンを基調とした落ち着く配色。韓国伝統のパッチワークであるポジャギを再現したレザーのスクリーンや、韓国の食器で用いられる真鍮を使った什器など、ヨーロッパと韓国の文化がフュージョンしたインテリアも魅力。
各部屋のアメニティーにはNY発のユニセックススキンケアブランド「MALIN+GOETZ(マリン アンド ゴッツ)」を使用。「ルメリディアン」限定の、ペパーミントシャンプー、コリアンダーヘアコンディショナー、セージボディウォッシュ、ライムバーソープ、ビタミンB5ボディーモイスチャライザーが揃えられている。
最新マシンを備えたフィットネスセンター、広々とした屋内プール、心身ともに癒してくれるスパやサウナ、経験豊富なトレーナーのレッスンを受けられるゴルフ練習場など、充実の施設。旅行やビジネスの合間にホテルでアクティビティを楽しむのもおすすめ。
02: Restaurant
朝から晩まで満喫できる
充実のラインナップ!
Latitude 37
ロビーのすぐそばにある、人が集うハブのようなカフェ&バー。バリスタが淹れるコーヒーやグリーンティを使ったオリジナルラテ、シェフのジョニー・ルッツィー二による絶品の特製エクレアなど、ここならではの味わい。
ラズベリーチョコ(エクレアの写真はすべて通常のミニサイズです)
黒ごま
きな粉
グリーンティラテ
見た目も可愛いカクテルは、ノンアルコールも常備。
夕方からは、見た目も味わいも豊かな季節のスパークリングメニューが用意され、モダンにアレンジされた韓国食材のプティプレートも楽しめる。
Chef’s Palette Terrace
Buffet & Dining
朝昼晩、アジア料理から洋食まで、国際色豊かな料理をブッフェ形式で提供するレストラン。どれにしようか迷ってしまうほど豊富なラインナップで、1日3食いただいても飽きがこないほど。
自然光が差し込む広々とした店内は、ホワイトのチェアで統一された清々しい空間と、バーカウンターが設けられたシックな空間が共存し、天気の日は外の席も気持ちが良くておすすめ。
Elements
スターシェフ、エドワード・クォンのレストランでは、韓国料理から、中華料理、東南アジア料理、ハラール料理や和食など、さまざまなアジア料理が堪能できます。
クリスピーなソフトシェルクラブとコチュジャンや味噌、マヨネーズを使った一品
プレミアムな韓牛のカルビ
熟した干し柿とライムソルベパウダー
この日は韓国の国旗からインスパイアされたスペシャルメニューが振る舞われました。枠にとらわれない食材の組み合わせや食感を楽しめ、斬新ながら丁寧な味わい。今まで体験したことのない新しいアジア料理が楽しめます。
Mid-Century Bistro & Café
オープンスペースのようなビストロ&カフェでは、巨大なメディアウォールやアート作品を目の前に、軽食やサンドイッチなどのアメリカ式ビストロ料理をカジュアルに楽しめる。ホテルに併設されたギャラリーを覗きがてら気軽に立ち寄りたい。
GATHER + BUILD
03: Art
ギャラリーも併設された
アーティーな空間
「ルメリディアン・ソウル」の特徴でもあり魅力といえば、ホテルの内外、いたるところに飾られたコンテンポラリーな彫刻や絵画の数々。
BLOOM
TRIPLE GARDEN
GREEN GEMSTONE
ブランドのコンセプト“unlocking a destination(その土地への扉を開ける)”というアプローチで韓国人作家の作品を中心に、入り口にそびえる液晶トンネル「GATHER + BUILD」や、ロビーで迎えてくれる韓紙を使った「BLOOM」、ラウンジの天井に360度飾られた写真家、モホリ=ナジ・ラースロー(László Moholy-Nagy)の作品など、見どころ満載。ミーティングやイベントスペースにまで「Cezanne」「Chagall」「Monet」と有名画家の名前が付けられているほどのこだわりよう。
さらに、現代アートのギャラリー「M CONTEMPORARY(エム・コンテンポラリー)」が併設され、部屋のカードキーがチケットの代わりとなり無料で入場できる。シーズンごとに展示内容が変わるので訪れる度に違うアートを楽しむことができそう。