世界遺産のネイチャーアイランド、パラオとは?
グアムと同じミクロネシアにあり、直行便ならわずか4時間30分でアプローチできるパラオ。地球の宝ともいえる世界遺産の美しすぎる海、伝説に彩られたジャングル、日本からいちばん近い水上バンガローなど、魅力たっぷり! 知らないなんて、もったいない!
まずは、近くにありながら意外と知られていない、まさに灯台下暗しなパラオのショートガイダンスからスタート!
マッシュルーム型の愛らしい島々が点在する国
東京の南約3200キロ。200以上とも、500以上とも言われる島々からなるパラオ共和国。点在する島々の中で、滞在の拠点となるのは、次の4島。国際空港のあるダベルダオブ島、レストランやショップが集まるコロール島、憧れリゾートのあるアラカベサン島、ダイビングサービスやマリーナがあるマラカル島。これら4島は橋で結ばれ、知らないうちに隣の島にいる、という感覚を覚えるかもしれない。
この4島から南西へボートで30~60分走った海域に広がるのが、世界遺産「南ラグーンのロックアイランド群」。マッシュルーム型の島々が点在し、水面下には魚類746種、サンゴ385種、サメやマンタなどの海洋ほ乳類が13種も確認されている。
パラオはミクロネシア特有の透明度の高さと、魚影たっぷりのマリンライフの豊かさから、ダイバーの間ではおなじみの存在だった。それが、ここ数年は直行便なら4時間半の行きやすさと、想像を軽く超える圧倒的な自然美によって、次なるデスティネーションとしてリゾーターの注目も集めている。さらにバベルダオブ島の道路が整備されたことで、海のみならず、遺跡やパワースポットなどの新しい魅力もプラス。ますますパラオから目が離せない。