クリス‐ウェブ 佳子（くりす-うぇぶ よしこ）
1979年10月3日生まれ、島根県出身。雑誌『VERY』専属モデル／コラムニスト。
マーティン・ウェブ
1977年11月11日生まれ、イギリス出身。COMMUNION代表取締役社長。
幸せの数だけ増える、憧れ『セレブレーションリング』
エンゲージメントリングとしても人気の高い『ティファニー セレブレーション リング』。結婚記念日、誕生日…など、特別な日に増やしていきたい、憧れのリング。
ファッション業界きってのおしどり夫婦と話題にのぼることが多い、マーティンさんと佳子さん。二人が結婚するまでのストーリーは、今から12年前まで遡る。ロンドンでの偶然の出会いと、マーティンさんのひと目惚れから、恋が始まった。
「最初にマーティンと会ったのは、ポートベローにあるカフェでした。大勢人がいる中で隣同士の席だったにも関わらず、マーティンは全然話してくれなかったよね（笑）」（佳子）
「それも作戦のうちだったからね。あの頃、僕は上海のセレクトショップでバイヤーをやっていて、彼女は京都でバイヤーをやっていて。ロンドンのファッションウィークに来ていた時に、お互いそれぞれの友達から誘われてそのカフェに行ったという流れでした。僕は上海に渡る前に東京で働いていたから、日本の女性の雰囲気はある程度理解していましたが、佳子にはそれを裏切る魅力がありました。自由で、元気で、フレンドリーで。『こんなに美しくて、しかもこんなに面白いパーソナリティを兼ね添えている人は、探しても見つからない！』と強く思ったのを覚えています」（マーティン）
カフェを後にした二人は、ショウ会場で再会。恋心に突き動かされたマーティンさんは、再び佳子さんの隣の席に。
「ファッションの話で盛り上がったんですが、すごくインテリジェントな人なんだなと尊敬しました。モードに関する理解が深くて、評論もすごく勉強になるものだった。それまでは英語で会話していたのですが、ショウの後、彼は『またね佳子ちゃん！』と日本語で言って去っていったんです。言われた私の方は、不意を突かれてビックリ。今思えば、これが恋の始まりだったように思います」（佳子）
この頃の佳子さんはいわゆるキャリア志向で、結婚も子どもも自分の人生には関係のないものだと思っていたそう。そんな中に降って湧いたような恋ではあったが、佳子さんはごく自然に結婚を意識するようになった。
「無意識に近いところで、この人が夫になると思っていたんですね。二人とも、いちばん好きなものがファッション。私にとっては刺激し合える理想的な人です。彼は私を心から応援してくれる人で、モデルの仕事を始める時もいちばんの相談相手になってくれた。『ファッション界で僕よりも活躍してほしい』と勇気付けてもらいました。国籍の違いに関しては、文化や価値観の違いがトラブルにつながるのではないかと心配するのではなく、違いを最初から割り切っていましたね」（佳子）
「僕自身の性格も典型的なイギリス人という感じではなくて、佳子には『私よりも日本人的だね』って言われることもあるくらい。日本はとても性に合っていて住みやすい国だと感じていますしね」（マーティン）
ロマンティックなひと目惚れから始まったストーリーは、家族というステージへ。目下愛娘たちの教育に情熱を注いでいるという二人の父と母たるまなざしが、より密な物語を紡ぎ出している。
マーティン（右）：すべて本人私物
佳子（左）：（上から）ティファニー ダイヤモンド ウェディング バンドリング ハーフサークル（18KYG×DIA）￥450,000 ティファニー ソレスト バンドリング ハーフサークル（18KYG×DIA）￥275,000 ティファニー ソレスト バンドリング フルサークル（18KRG×DIA）￥355,000～ シェアド セッティング バンドリング（18KYG×DIA）￥1,180,000～ ティファニー ビゼット バンドリング（18KRG）￥275,000／すべてTiffany & Co.（ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク）フェザードレス￥120,000／Topshop Unique（ユニット ＆ ゲスト）
Photo：Yasunari Kikuma Fashion Editor：Aika Kiyohara
Interview：Chiharu Masukawa Hair：Mizuho Hayashitani Makeup：Kanako Yoshida
