安藤サクラのONとOFF「カットがかかった瞬間、素に戻って力が抜ける」 | Numero TOKYO - Part 3
Interview / Post

安藤サクラのONとOFF「カットがかかった瞬間、素に戻って力が抜ける」

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昨年は、映画『0.5ミリ』と『百円の恋』で雰囲気のまったく異なる二人の女性を全身全霊で演じきり、世間にその圧倒的な演技力と存在感を残した女優・安藤サクラ。そんな彼女に、完成したばかりの最新主演作『白河夜船』の撮影秘話を直撃。また、女優の顔をオフしたときに見せる素顔について話を訊いた。<映画『白河夜船』の情報はこちら
髪を切るのが今一番のリフレッシュ方法
──オフの状態で、リラックスできるのはどんな時? 「いつもお休みはお家や近所でのんびり過ごすのが好きです。でも今年は、夏までに海外の映画祭に行く予定が多いんです。いつも映画祭に行くといろんな方に出会って、いろんな国の映画の話をしたり、異文化に触れられて、日常にはない刺激を受けるので、今年はそこで想像力のリフレッシュができたらなぁって思っています!」
──独自のリフレッシュ法はあるんですか? 「髪を切ってから定期的に髪型を変えるようになって、カットすると気分も着る服も、似合う服も変わってきて、シャキーンとリフレッシュしますね。どんどん切ってしまって丸坊主にならないように気をつけなきゃ。あー、でも坊主もいつかやりたいな!」<映画『白河夜船』の情報はこちら
ニット¥46,000、ワンピース¥64,000/サヤカ デイビス(アトリエ・ドュ・リュストゥル 二子玉川 Tel 03-6805-6710) その他/スタイリスト私物

安藤サクラ(あんどう・さくら)

1986年、東京都生まれ。『風の外側』(07、奥田瑛二)のヒロイン役で本格俳優デビュー。実姉で映画監督の安藤桃子監督『0.5ミリ』(14)でおしかけ介護ヘルパー・山岸サワ役を演じ、第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、第69回毎日映画コンクール女優主演賞受賞。また『百円の恋』(14、武 正晴)ではボクシングにのめり込んでいく一子役を演じ、『0.5ミリ』とあわせ第57回ブルーリボン賞主演女優賞、第88回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞受賞。
Photos:Satomi Yamauchi Stylist:Naoko Hair & Make-up:Kanako Hoshino Shiina(aosora) Interview & Text:Tomoko Ogawa Edit:Yukiko Shinmura

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