工芸品が好きで うつわを中心にいろいろ見ているわけですが
大量生産ではなくて 人が手をかけて作ったものに
お金を払って使おうという意識は
同世代の間では まだまだ希薄だと感じ入る。
次世代の作り手が頑張っていて応援しているが
この先も安泰ということは決してないと思う。
と考えていたら ふと 伝統芸能の次世代のことなどが気になりまして。
いざやカブかん! 歌舞伎座へ。
昼間の公演は さすがに年配の方が多いけど
夜の公演では 若手のファンとして私の同世代の姿も多いとか。
新しくなった歌舞伎座では 字幕ガイドがあるので(レンタル)
「さてもさても〜〜」な歌舞伎言葉も 現代語で理解できちゃいますし。
11時〜16時の長丁場ですが 幕間にお弁当食べつつゆったりと。
衣装や舞台の美しさもさることながら
歌舞伎役者というものの品格に触れまして。。。
芸に限らず いいものを見て 伝えていかねばと
背筋がしゃんとしました。