生形由香(うぶかた・ゆか)さんの展覧会が
「銀座 日々」で開催中で 美しい碗をいただいてきた。
生形さんは益子で作陶している。1979年生まれの若手作家。
田んぼや畑が広がり、その先は山という場所にある工房は
道路からちょっと上がったところにあって
ろくろを回す手をとめるたび
窓から見える景色を 独り占めできる。
道路を行き交う人から 彼女の姿は見えない。
木々のざわめきや鳥のさえずり 自然の音だけ。
彼女が座るこの場所を見たとき
生形さんのうつわのこの色が
どこからくるのか分かる気がしたものだ。
ちなみにチャウダーズのレギュラーサイズのスープが
ちょうど入る大きさです。便利でもある。