朝ごはん140906 | Saiko Ena
Saiko Ena

朝ごはん140906

先週「銀座 日々」でいただいた光藤左さんの鉢。

さっそく朝ごはんで使いました。

やきものにはいろんな種類があるけれど、

とくに土の味わいをかんじる「土もの」は、

煮汁や脂が染み込みやすいので、使い始めにちょっと注意が必要です。

一晩水につけ、サラダなど染みにくいものから使います。

洗って乾かして、を繰り返し、様子をみながら、

煮汁のあるものなどを盛っていく。

使ううちに土がしまっていくので染みづらくなるけれど、

それでもすこしづつ表面の表情が変わって育っていくのが、

土ものの魅力です。。。なーんて、

詳しそうに語ってますが、私はあんまり気にしてない。だって、

「煮物盛りたいからこの鉢買ったんだけど」っていうときに、

すぐ使えないってのは、楽しくないので。

染みたらそれはそれで自分のものらしいし、楽しんで使うのが一番。

使ったあとは飾る、とかも楽しみのひとつ。

Profile

saiko ena
TOKYO
writer, editor

女性誌編集部を経て独立。産休を機にふつーのごはんをおいしく見せてくれるうつわにハマる。なかでも同世代の陶芸家が作るふだん使いの食器が気になって仕方なく。彼らをひたすら応援、取材する日々。「UTSU-WA?」主宰。

Backnumber

Recommended Post