和食器でも洋食器でも | Saiko Ena
Saiko Ena

和食器でも洋食器でも

たとえばあじの干物の脂とか、ドレッシングのオイルとか、

ギトギトした料理だって染み込むことなく清潔に使えて、

洗うのが楽チンで丈夫、食洗機もオッケーなのは、

洋食器の白いお皿。主に磁器という。

対して、手作りで素材もいろいろ、

土のぬくもりが感じられて愛おしいけど、

取扱いに気を遣うのが和食器。

陶器でも磁器でもちょっと特別でその分少し気を遣う。

つまりどちらか一方だけでは、もったいないってことなんじゃないだろか。

洋オーバルプレート、和オーバル鉢(橋口信弘作)、洋、洋

洋プレート、和マグカップ(鈴木美汐作)、和小皿カトラリーレスト(生形由香作)

洋取り皿、和スクエアプレート(鈴木美汐作)、和サラダボウル(モリス・ゾイ作)

和も、洋も、うつわは、愉しか。

Profile

saiko ena
TOKYO
writer, editor

女性誌編集部を経て独立。産休を機にふつーのごはんをおいしく見せてくれるうつわにハマる。なかでも同世代の陶芸家が作るふだん使いの食器が気になって仕方なく。彼らをひたすら応援、取材する日々。「UTSU-WA?」主宰。

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