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多摩美術大学ジェンダー文化論特別講義「サエボーグの豚小屋」

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撮影:都築響一

 

多摩美術大学ジェンダー文化論特別講義「サエボーグの豚小屋」

6月24日(金)10:40-@芸術学棟311

主催 芸術学科 映像文化設計ゼミ

学外の方もおこしいただけます。
ただし、履修学生の着席が優先になりますため、混雑した場合、お立ち見になる可能性があることをご了承ください。

 

 

なんと!多摩美術大学に特別講義でよんでいただきました~!

西嶋憲生教授がポスター作ってくれて学内に貼り出してくれてるそうです。お土産にポスター数枚ほしいですっ

ポスターに使った写真は先日デパートメントHにて発表した新作で、都築響一さんが撮ってくれたもの。

10月にこの作品をブラッシュアップした個展を開きます。詳細またお知らせしますね。

そして今回よんでくださったのは「BL進化論」の著書で有名な溝口彰子さん。

自分が好きな人から指名されるのは本当にうれしいですね。以下、溝口さんの本の紹介です。是非ご購読を!

 

 

 

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いま、BLに何が起きているのか?
女性たちを虜にする快楽装置=BLの歴史と本質に迫る画期的評論。

男性同士の恋愛を軸にした一大エンタテインメント・ジャンルであるBL(ボーイズラブ)。
BLは、おもに異性愛女性が作り手・読み手であるにもかかわらず、近年、現実よりもホモフォビア(同性愛嫌悪)や異性愛規範、ミソジニー(女性嫌悪)から自由な作品が生まれている。
本書は、BLの歴史をたどりながらその謎に迫り、作品や作り手・受け手の意識、社会との向き合い方がどのように変化してきたかを、作品分析によって明らかにする試みである。

 

溝口彰子

大学卒業後、ファッション、アート関係の職につき、同時にレズビアンとしてのコミュニティ活動も展開。1998年アメリカNY州ロチェスター大学大学院に留学、ビジュアル&カルチュラル・スタディーズ・プログラムでのクィア理論との出会いから、自身のルーツがBL(の祖先である「24年組」の「美少年マンガ」)であることに気づき、BLと女性のセクシュアリティーズをテーマにPhD(博士号)取得。BL論のみならず、映画、アート、クィア領域研究倫理などについて論文や記事を執筆。学習院大学大学院など複数の大学で講師をつとめる。本書が初の単著となる。
http://www.ohtabooks.com/publish/2015/06/06222222.html

Profile

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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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