東京カルチャーランド裏話:ゴールデンボンバー編 | Numero TOKYO editor
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東京カルチャーランド裏話:ゴールデンボンバー編

発売中の最新号では「東京カルチャーランド」と称して、今の東京のムーブメントを追いかけています。 いまを象徴する人に会いに、注目の場所へ、と走り回りました=3

まずはあのヴィジュアル系エアバンド、ゴールデンボンバーのもとへ!

 

 

ティーンの間では常識ですが、カルチャー事情はイマイチという大人の方のために説明しますと、彼ら、ほぼ演奏してません。歌は歌っていますが楽器はほぼアテ振りです。

楽曲も手掛けているボーカルの鬼龍院翔(きりゅういん・しょう)さん、ギターの喜矢武豊(きゃん・ゆたか)さん、ベースの歌広場淳(うたひろば・じゅん)さん、そして暫定ドラムの樽美酒研二(だるびっしゅ・けんじ)さんの4人。

武道館2daysを満員にするほどの絶大な人気がありつつ、メジャー7社の誘いを断って、今もインディーズで活躍中。 アテ振りからのダンス、演劇・・・と笑激のパフォーマンスはぜひ動画検索してみてください。

 

 

 

ニコ動で評判になった彼らのように、いまや大企業やマスメディアに頼らずとも、発信できる環境もある。インディーズで居続けることについて、真剣にお話してくださいました。

「メジャーに行けば色んなプロの方の力を借りて、クオリティは上がると思う。でもオリジナリティは下がると思うんですよね」

「携わる人間が増えればやりたいようにはできなくなってくる。僕らはやってることがバカバカしくてギリギリだし、やりたいことができなくなるなら意味がない」

「時代が変われば売り方も変わってくる。なのに、昔からこうだから今もこうじゃなきゃいけない、という考えの人が多いのかな」

「今までのやり方は通用しない世の中になっているのに誰も何も言わないんですよね。メジャー神話は崩壊していると思いますよ」

音楽のことは全くわかりません!と言いつつも、楽曲や演出に妥協を許さず、自分たちの方向性や昔からのファンのことも真剣に考えているバンドマンでした。

 

とはいいつつステージ上の面白さもそのまま。

「僕はメジャー入り諦めていません!」(研二さん)

「もうすぐ彼はクビですから」

「・・・彼がひとり目指してるのは野球のメジャーリーグです」

そのメジャーリーグ入りを目指す暫定ドラマー樽美酒研二さんのブログ本が小社より好評発売中です!

 

 

白塗りの下の驚きのイケメン素顔と、鍛え上げられたカラダも披露しています。

各地のサイン会は大変なことになっているようです。

誌面ではほかにも今の時代を象徴するようなアーティストたちを紹介しています。 最新の音楽なんてわからない~、という方にこそ、音楽シーンはこんなことになっているのね、と楽しんでいただきたいです 笑顔

 

そして 最後に東京カルチャーといえばこれだけは言いたい!と淳さんが仰ったこと。

「ヴィジュアル系は国際競争力があるから絶対なくならないです。原宿系とアキバ系とヴィジュアル系は外貨を稼ぐ手段です!」

お。世界を視野に入れているんですね?

「いっさい考えてません!!!」(全員)

 

今回の特集、その原宿系やアキバ系も取り入れております! その取材裏話はまた。。。

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