私が風水を初めて知ったのは、約10年前にロンドンでグラフィックデザインの勉強をしているときでした。
台湾出身のクラスメートが、「私の国では名刺のデザインひとつとっても、FENG SHUI(風水)を大切にするんだよ」と教えてくれたことがはじまり。
会社のビジネスが繁栄するようにコーポレートカラーを考えたり、中国やシンガポールでは、建築も風水によって作られていると。
同じアジアではありますが、日本では知る人だけが実践している風水は、他の国々では「国や家族を発展させるための文化」として根付いているということを、そのとき初めて学びました。
その後何年かして、生粋のパリジェンヌの友人が私に「FENG SHUI」の本を貸してくれました。
彼女が日本に引っ越しをする際に、この風水の本を参考に家具の配置やカーテンの生地や色を変えてみたら、
自分の生活空間が驚くほどに心地よくなったと、イキイキと話してくれて。
そして現在、ヌメロの連載のアストロジーを執筆くださるムーン・ リー先生との出合いによって、
女性にとって水回りはとても大切な場所で、バスルームが北側にあると女性にとってはよくない運気になる…などという、
生活空間がそこに暮らす住人にもたらす風水的な影響を意識し始めるようになりました。
リー先生のアドバイスに従って、家を風水的に整えていくと、不思議なぐらい気持ちがよく、清々しい自宅へと変化。
この「清々しさ」こそ、「氣」の流れと言われているものなんだと。
と。。。風水に対しての前置きが長くなってしまいましたが、
1月28日に発売されたNumero TOKYO 3月号で「子宮風水」というインナー風水から、美しさと健康を育むという特集を。
扶桑社より発売されている「姫風水」の著者である愛新覚羅ゆうはん先生にご指南いただきました。
(ゆうはんさんは、ラストエンペラーで知られる愛新覚羅家の末裔なのです)
☝こちらに図にもありますが、神社の造形と子宮の形はとってもよく似ています。
鳥居を通ると「参道」があり、その奥に本殿と奥殿が。子宮にも「産道」があり、
ゆうはんさんは「神社へ行くのは参道(=産道)を通り、母親の子宮へもう一度参ることだと考えます」と。
子宮というお宮は、女性にとって神秘的な力と関係があり、神社にお参りするときには、
女性が子宮を活性化させるための“お宮やすめ”の意味合いを込めて、自分が女性であることに感謝し、
内側に秘めたフェミニニティにパワーチャージするイメージでと、教えてくれました。
つまり、子宮は女性にとってのパワースポット。
ストレスなどの負のエネルギーは子宮に溜まりやすく、溜め込んだ負のエネルギーを自分自身でしっかり浄化する風水を
たくさん紹介しております。
また、”秘め部分”であるデリケートゾーンのケア方法(風水の視点から!)から、
子宮風水から見た、子宮運を高める食べ物やコスメの選び方などを詳しく説明。
ゆうはんさんのおじい様が産婦人科のお医者さまであり、小さな頃から自然に風水的な観点から、
女性のスキンケア、健康法など体のことを考えていたと。だからこそ、ゆうはんさんの風水はインテリア風水に留まらず、
体の内側であるインナーから風水を考える独自のもの。
体の中から氣を清め、子宮の毒をしっかり出せば、恋愛運も金運も仕事運も好転できる最強のパワーが自分自身に宿るのです。
悪いものをずっと溜め込んでいる体でいると、積み重ねた負のエネルギーがきっと自分の健康も肌や髪の美しさをも蝕んでいってしまうはず。。
だからこそ、ぜひ子宮風水を今日から実践してください。
なんだか、自分自身が生まれ変わったかのように、すごくスッキリ!デトックスされた気持ちになり、
体の巡りや代謝がグッと改善され、イヤなことがあっても跳ね返せるパワーを感じる自分へと変化できますよ!