28日発売の3月号では、市原隼人さんにインタビュー。
ドラマ「カラマーゾフの兄弟」のクランクイン前だったので、囲み取材という質疑応答の機会があり、まずそちらに参加。
ひとつひとつの質問に、なんて真摯に答える方なんだろう、とまず驚きました。
うま〜く話せる人はたくさんいますが、彼は自分の気持ちに相応しい言葉を一語一語選ぶ感じ。
質問の意味を咀嚼して、気持ちを言葉に当てはめて…という作業が目に見えるくらい。
なので、個別のインタビューではじっくりお話を伺いたいなと、時間をとっていただきました。
そして後日、ボーダーニットの私服姿で臨んでくれたインタビューは、やはり真剣に、飾らず、
言葉を探しながら答えてくれました。
ドラマのポスター撮りをした際、まだまだ役の顔になれていない、と感じたそうで、
取材時もスタジオまで電車で来たのだとか。
「役者の商売道具は『肉体』ではなく『感情』」と語っていたのが印象的でした。
最近は「ROOKIES」などでの肉体派のイメージが強いですが、
そもそも肉体を作れる人って精神も研ぎすまされていると思うのです。まさにそんな方。
映画デビュー作「リリイ・シュシュのすべて」で、演じていた繊細な中学生がすごく好きだったな〜…と思いつつ、
綺麗なお顔に見入ってしまいました。すいません。
「カラマーゾフの兄弟」も遂に始まりましたが、なるほどこういう役なのね、と。
ドラマと合わせて是非インタビューもご覧ください!
PHOTO: GEN SAITO