お休みの日はSUPER A MARKETとか、Biotop ADAM ET ROPE’によく行きます。そこで何度も見かけていたあの、本の形をしたハンドクラフトのクラッチバッグ。モントークでポップアップショップをしていたので、その時に出会った人も多いかも。かわいいですよね、Olympia Le-Tan(オリンピア・ル・タン)。
先日、2013年春夏のエキシビションをやっているという代官山の蔦屋書店へ。
ブック・クラッチ=本=本棚、ということで蔦屋書店が選ばれたそう。本に混じってバッグがシェルフに飾られているのはその様子も超キュート。
2013SSのテーマは60s。パリでのショーはミュージカルみたいな演出で、歌手のロニー・スペクターがパフォーマンスしたことも話題になっていましたね。
デザイナーのオリンピア・ル・タンはレッドカーペットやファッションショーでも音楽を担当するほど、DJとしても有名な女性。音楽に縁があるからこそ、なかなか挑戦できなかったテーマがミュージックだったのだとか。そんな音楽をコンセプトにした初めてのコレクションが、このレコードカバーを象ったかわいい子たち。ラッキーセブンの意味も込めて、7インチレコードがモチーフ。
先シーズンのパリコレからスタートしたお洋服。こちらもラブリー。ロンドン生まれパリ育ち、CHANEL、BALMAINで経験を積んだオリンピアはこういうモノを作るんですね。
プリントの細くて淡々とした線のペン画は、オリンピアのお父さまピエール・ル・タンの絵。イラストレーターであるお父さまが古い本をたくさん持っていて、それに囲まれて育ったこと。そして、手刺繍をしていた祖母からの影響。家族から受け継いでいるものが、彼女の創作のルーツ。
インビテーションに使われていたパパさんの絵。持っているのに、もう一枚もらってきちゃいました。机に飾ってます。
ブック・クラッチは、実在する本をモチーフにしているというのもチャームポイント。どんなものがあるのか聞いてみると…
たくさん!
ちなみに本誌掲載、ステディ・スタディ吉田瑞代さんの連載でもOlympia Le-Tanのお気に入りバッグが紹介されていましたね。“Caviar”と“MILK”。気になる方は、N°63の最後のページ(P218)をチェック♡
Numero TOKYO editor
かわいいものは全部ほしい。Olympia Le-Tanのブック・クラッチ
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