ネガティブなイケメンモデルとして、最近テレビや雑誌で話題の栗原類くんがNumero TOKYO12月号に初登場。なんといっても、特集は「Noir」。つまり、黒→ダーク(暗い)→ネガティブということで、類くんなのです。
いろいろ情報収集をしていると、彼は映画好きで、しかも、シザーハンズやら、ジョーカーやら、またダーク系のキャラが好みということが判明。ならば、いっそなりきってもらおうではないか、と今回のビジュアル誕生しました。
それが、自分なりにかなりの見込んでいるのか、人物の特徴をほんとよくつかんでいる。テレビとかで見る限りは、表情の変化も特になく、抑揚のないトーンで淡々としゃべってるイメージだったのですが、豹変。
えっ、どこから来るのその表現力というぐらいのなりきりっぷり。かなりツボをしっかりと押さえてるんです。ディテールまでかなり観察力が鋭い。
特にこちらのジョーカーなんぞ、動画でお伝えできないのが残念なぐらい。
笑うとほんとこわっ。
コマ割でお見せしたかった。
そこで、耳寄りな情報ですけど、実はこの企画、11月初旬に弊社から発行予定の、栗原類くんの初の待望のフォトブック『ネガティブですが、なにか?』と連動しておりまして、本誌では掲載できずに、泣く泣く落とした秘蔵カットも多数集力されておりますので、コチラもよろしくです。
話を戻して、あと力作なのが(スタッフの方々の魂の結晶です。多謝。)、誰が見ても「シザーハンズ」。実物よりもさらに美しい仕上がりになっております。
なんといっても特徴的なこの手。こちらは、かのガガ様も認めた、彼女のアクセも手がけている、ジョージコジマの作品。よく見つけてきてくれました、スタイリスト倉田強くん!!
そして、この髪の毛の質感まで再現してくれたのは、まさにご本人もシザーハンズ的なヘアアーティストのイマイズミリョウジさん。
ほら、この左手を見てください。オリジナルの道具をはめての2ショット。
他にも、何種類もの箸を使いわけ、さらに風船やら、お祭りサイズの団扇やらを駆使して芸術性の高いヘアに仕上げてくれるのです。
普段見られない類くんの笑顔も、ウォンカやジョーカーを通して見ることができました(笑)。
果たして、当の本人は楽しんでくれたのだろうか。
(私たちはこんなに楽しんじゃったけど)
感想をたずねたら、楽しくなさそうに、すばらしい機会をいただき感謝しております、楽しかったですと言ってくれました。
こんな格好させられても、類くんは類くんなのでした。