子宝の旅へ。その1 | Numero TOKYO editor
Numero TOKYO editor

子宝の旅へ。その1

年末にかねてからずっと気になっていた、伊豆 吉名温泉の東府やへ1泊2日で旅行をしました。

吉名温泉の別名は「子宝の湯」。徳川家康から寵愛を受けた側室、阿万の方が家康の子を切願し、吉名温泉の名主邸(現在の東府や)をたびたび訪れて温泉に入り、子宝授産の「善名寺」(お宿のすぐ目の前にあります)で祈祷して、無事に2人の男の子を授かったという逸話により、吉名温泉は子宝の湯として広く知られるようになった所以です。そう、こちらのお宿は江戸時代から続く老舗なのです。

お宿のなかには、実のなかにもう一つの小さな実が入っている珍しい柿種である「子持ち柿」の木も生えていて、ところかしこに霊験あらたかな「子宝」がありました。

お宿の敷地は3.6万坪という広さ。敷地内にはせせらぎが美しい吉名川が流れていたり、富士山が眺望できるトレッキングコースがあったりと、広大な土地ならではの自然と一体化したリゾートスパになっています。昨年リニューアルされたばかりのモダンな客室に加え、2つの露天風呂、内風呂、また豪華な貸し切り露天風呂(とても広くてゴージャス♪)も2つも!   東京からも近くて、温泉好きにはたまりません♨

 

 

 

昨年4月にリニュアールされグランドオープンしたばかりなので、館内はとってもモダン。

 

 

お宿に到着するとフロントで、浴衣の貸し出しサービスがあります。お気に入りの浴衣に着替えて館内を散策です。湯上がりのすっぴんで申し訳ない写真。。

 

 

 

ステイしたのは、温泉露天風呂付きの離れ家。 昭和に建てられた一軒家を客室へリニューアル。立派な門をくぐって玄関へ入るスタイルで、幼い頃にタイムトリップしたようなとっても懐かしく、忘れてしまった感覚を思い出させてくれる落ち着く空間で本当に素敵でした。お部屋の露天風呂は吉名川に面しているので、川の流れる音や緑のエネルギーが温泉と通して体へ入ってくる感じ♨   それも源泉かけ流しでとっても贅沢! トロっとした独特の湯質には、美肌効果もあるそう。現在、こちらの離れは、愛犬を連れての「ドックステイルーム」に変わり、ワンちゃんを連れてもプライバシーが守られた旅が可能に。

 

 

 

 

地元で採れる素材を生かしたお料理も絶品。一番の感動は、土地のお水を使ってかまどで炊かれた美味しい真っ白なご飯!

 

 

 

敷地内の富士見平歩道を上ること30分。頂上では美しい富士山が拝観できます! 登り降りで約1時間のハイキングコースは、旅行に来て嬉しいエクササイズです。みなさまもシューズはお忘れなく♪

と、一泊二日でも、まるで二泊三日滞在したかのような、非常に濃ゆ~い満足感を得られるお宿です。でも、これだけではありません、さらなる感動が待っていたのは お宿の「mohoara spa」! 次回は、SPAでのビューティトリップをご紹介します。

 

Profile

editorial staff
TOKYO
fashion, beauty, colture…and more

日々のことから、ファッション・ビューティ・カルチャーに関わるニュース、さらには撮影裏話まで公開。Numero TOKYO編集部のスタッフが最新情報をお届け。

Backnumber

Recommended Post