ATEEZが幕張に降臨! 3万人のファンが集結した白熱の日本公演レポ | Numero TOKYO
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ATEEZが幕張に降臨! 3万人のファンが集結した白熱の日本公演レポ

世界が注目するK-POPグループの中でも、今、世界から熱い注目を浴びているのが、8人組ボーイズグループ「ATEEZ」(エイティーズ)。2018年にデビューし4年目となる彼らは、今年2回目となる日本単独コンサート「THE WORLD TOUR[THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] IN CHIBA」を幕張メッセで2日間開催。3万人が燃え上がった初日のライブをレポート!

幕張メッセが熱狂! ATEEZの醍醐味はライブにあり

今、勢いに乗っているATEEZ。彼らの魅力は、前回来日時のレポをご参照いただくとして、2022年の彼らの活躍をご紹介。

1月からワールドツアー[THE FELLOWSHIP : BEGINNING OF THE END]でソウル、アメリカ5都市、ヨーロッパはロンドン、パリを始め5都市を周った。そして、10月からは今年2回目となるワールドツアー[THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL]で、北米8都市を周り、今回、幕張での2DAYSの開催に至った。来年2月からはヨーロッパの7都市で公演を予定している。

また8月にはアルバム『THE WORLD EP․1:MOVEMENT』が米ビルボードのメインアルバムチャート「Billbord 200」で3位を記録。日本でも、『THE WORLD EP. PARADIGM』が12月7日公開のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャートで1位を獲得している。

今回の日本公演は、7月のぴあアリーナMM3DAYSに続き、2回目となる日本単独コンサート。2日間で約3万人を動員したが、チケットは即日完売だった。

オープニングアクトは、彼らの後輩である練習生によるチーム「KQ Fellaz 2」が務め、フレッシュでパワフルな2曲を披露したあと、コンセプトムービーが流れ、「Wake up, Chiba」という囁きとともに、ステージに現れたのは黒いマント姿の男たち。ATEEZの新章を表現したアルバム『THE WORLD EP.1:MOVEMENT』の1曲「New World」と共に、ライトに照らされたメンバーがひとりずつ現れるというドラマティックなスタートだ。

「Answer(ver.JP)」「Sector 1」の力強いパフォーマンスで、冒頭から会場はヒートアップ。彼らは2019年のKCONと今年のファンミーティングで幕張メッセを訪れている。メンバーのSANは「その時、会場をATINY(ATEEZのファンのこと)で埋め尽くしたいと夢を語ったのですが、その夢が叶いました」、YUN HOは「みなさんのおかげで、10年先も楽しみです」とコメント。

「The Ring」と「HALA HALA」を披露したあと、白とシルバーの衣装にチェンジし、「Dazzling Light」、コンサートでは久しぶりだという「MIST」で、透き通った高音から、迫力のある低音までバリエーション豊かな歌声を会場に響かせた。リーダーのHONG JOONGが「次の曲は心の準備が必要です。これはいつもみなさんに言ってあげたい言葉なんです」と「Sunrise」へ。「My Way」「ILLUSION」、彼らが2019年に初めて1位を獲得した「WAVE」、ステージに海賊船が現れて「WIN」「Horizon」 「Say My Name」と続く。

ネオンオレンジとグレー、ブラックの衣装にチェンジし、今回のツアーで初披露する「Cyberpunk」 、そして「Fireworks (I’m the one) (Heat Topping ver)」「ROCKY (Boxers Ver.)」「WONDERLAND」「Guerrilla」で会場が最高潮に盛り上がったまま一部が終了。

アンコールは「夜間飛行 야간비행 (Turbulence) (Japanese Ver.)」からスタート。「Celebrate」とともに、トロッコで会場中のATINYに挨拶をすると、次に練習生のときの初めてのグループ曲「From」、最後に「The Real(興 Ver.)」をパフォーマンス。練習生時代から今年の曲まで、全19曲+アンコール4曲を披露し、熱狂に包まれながらコンサートは幕を閉じた。

今回のコンサートでは、パワフルなパフォーマンス、メッセージを伝えるMCで、WOO YOUNGの「クレヨンしんちゃん」のモノマネや、メンバー数人の「SPY×FAMILY」アーニャの「わくわく」の愛嬌で、会場を和ませつつ、リーダーのHONG JOONGは、年に2回のワールドツアーを開催できるグループになったこと、WOO YOUNGも昔、夢だと思っていたステージに少しずつ立てるようになってきたとに、成長の手応えを実感しつつ、ずっと応援してくれたファンに感謝を語っていた。4年目の彼らは着実に歩みを進めている。今回のツアータイトル「BREAK THE WALL」のように、次の日本公演ではさらに大きな会場で、さらに力強い姿を見せてくれるだろう。

ラストのコメントより

MIN GI「心が熱いですね。7月にコンサートをしたのですが、また日本でコンサートができて、とても幸せで意義深いことだと感じています。今回のコンサートをしながら、決心したことがあります。僕がATINYを今日よりもっと明日が幸せになるようにしてあげるよ」

JONG HO「今日はこんなに大きな舞台に立つことができて光栄に思います。僕たちがアンコールを歌いながら、後ろにいるATINYとコミュニケーションしたくて会場にくるとぐるっと回ってみたのですが、ATINYと楽しく遊べてすごく良かったです。2つ目は、会場が本当に大きかったんだと改めて実感しました。ATINYのおかげでここまでこれたと思います。僕たちは来年もATINYににいい姿で、活発に活動をしていきますので、たくさん応援してくレタラ嬉しいです。いつも健康に気をつけて来年もお過ごしください。またすぐ会いましょう」

WOO YOUNG「今日のコンサートはどうでしたか。今日ATINYと過ごした時間は忘れないと思います。会場がもっと大きくなる分、次はもっとたくさんのATINYと一緒にいられたらいいなと思います。今日は来てくれて本当にありがとうございます」

HONG JOONG「僕たちにとって意味のある会場ですが、こうして僕たちがステージで顔を合わせることができて感謝の気持ちでいっぱいです。今年に入って、日本にいらっしゃるATINYの方々といい思い出を作れて幸せです。そして、多くのよいお知らせをたくさんプレゼントしてくださってありがとうございます。こうして皆さんと築く歩みが果てしなく続くことを願っています。僕らもっとがんばります」

YEO SANG「日本のATINYと一緒に楽しい時間を過ごせて本当に良かったです。日本でコンサートをするたびに、こんなにたくさんの方々が来てくださって本当にびっくりしています。ありがとうございます。ATINYが大きな愛をくれた分、僕もATINYにいい音楽と舞台で恩返しします」

SAN「楽しい時間はあっという間に過ぎるというじゃないですか。皆さんと一緒にいると、時間が過ぎるのは本当に早いですよ。この瞬間が永遠にあってほしいです。みなさんは僕の宝物であり、僕のロマンです。そしてみなさんの側にいつも僕たちがいることを約束します。最高のアーティストになります。もう一度、今日もきてくださってありがとうございました」

SEONG HWA「みなさんといつも一緒にするステージは僕にとって大きな光栄です。ATINYのみなさんがいつもたくさんの愛をくださって、僕は生きていることを感じ、毎日本当にいい人になるよう努力しています。僕が一番言いたいことは今日僕らがみなさんを愛している分だけ、みなさんも自分自身を大切にしてください。宇宙で一番輝く星はATINYです」

YUN HO「ATINYと一緒にいられて本当に嬉しかったです。日本デビューしてから3年がすぎました。僕もATINYのおかげで成長したと思います。だからこの会場も信じられません。そう考えると時間が経つのが早すぎます。今まで日本でこうして待っていてくださってありがとうございます。ATINY愛してるよ!」

 


 

 

Text: Miho Matsuda

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