名和晃平、初公開の写真作品を展示中
国内外で知られ、日本の現代アート界を代表する一人の名和晃平。タカ・イシイギャラリーでは初となる個展「Wandering」が、タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(東京・六本木)にて開催中だ。
(参考記事)名和晃平インタビュー: 明治神宮×最新個展でひも解くアートのヴィジョン 代表作『PixCell』シリーズの原型となる作品が生まれた2000年の直前、京都市立芸術大学在学中だった名和。35㎜フィルムカメラを持って京都の街を歩き、スナップショットを撮影していたという。 これらの写真は、偶然出会った被写体が控えめな距離感で撮影されていたり、時に思いがけない構図で切り取られたりしている。その後名和は、世界の表層への関心をテーマに作品を展開していくが、本作はその“胎動”を感じさせるものとなっている。
※掲載情報は6月15日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
名和晃平「Wandering」
会期/2021年6月5日(土)〜7月3日(土)
会場/タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
住所/東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F
時間/12:00〜18:00
休廊/日・月曜、祝祭日
TEL/03-5575-5004
URL/www.takaishiigallery.com/jp/
Text:Akane Naniwa