Art / Feature

見て感じるボディ【10】片山真理

アーティストたちの目に体はどのように映るのだろう。 それは大きさを変え、形を変え、体の新しい一面を、新しい可能性を教えてくれる。 体には、まだまだ私たちの知らない自由な世界が広がっているのだ。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2021年6月号掲載)

『on the way home #001』 © Mari Katayama. Courtesy of Akio Nagasawa Gallery
『on the way home #001』 © Mari Katayama. Courtesy of Akio Nagasawa Gallery

片山真理

『on the way home #001』

幼少期に両足を切断し、以来、義足とともに生きる片山真理。自分自身をモチーフとし、身体に装飾を施しながら作品を制作している。『on the way home』は、彼女の故郷、群馬で撮影されたシリーズだ。タイトルの意味は、そのままずばり「帰途」。撮影当時、妊娠が重なり、過去と未来が「一気に広がり現実味を増した」という片山。原風景の一つだという渡良瀬川に立ち、語るように視線を向ける彼女の姿がある。

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Text : Akane Naniwa Edit : Keita Fukasawa, Chiho Inoue, Sayaka Ito, Mariko Kimbara

Profile

片山真理Mari Katayama 1987年、群馬県生まれ。先天性の四肢疾患により、幼少期に両足を切断。身体をかたどった手縫いのオブジェや立体作品、装飾を施した義足を使用したセルフポートレートなどを制作する。2019年、第45回木村伊兵衛写真賞受賞。「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭 2020」など、国内外の芸術祭に数多く出展する。今秋、Akio Nagasawa Galleryにて新作による個展を開催予定。

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