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6月1日より再開! 森美術館「アナザーエナジー展」

臨時休館中だった「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力—世界の女性アーティスト16人」展@森美術館(東京・六本木)。6月1日(火)より、営業時間を短縮しながら再開した。美術館だからこそできる、リアルな芸術体験をぜひ。

エテル・アドナン『無題』 2018年 油彩、キャンバス 55×46 cm Courtesy: Sfeir-Semler Gallery Beirut / Hamburg
エテル・アドナン『無題』 2018年 油彩、キャンバス 55×46 cm Courtesy: Sfeir-Semler Gallery Beirut / Hamburg

緊急事態宣言延長に伴い、臨時休館していた「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力—世界の女性アーティスト16人」展がついに再開。休館期間に始めたInstagramやYouTubeなどによるデジタルコンテンツも、好評を博している。

(参考記事)臨時休館中の森美術館がデジタルコンテンツを配信中

本展は、1915年ハバナ生まれのカルメン・ヘレラ、1925年ベイルート生まれのエテル・アドナン、1949年スイス生まれのミリアム・カーン、日本からは三島喜美代と宮本和子など、今なお世界各地で挑戦を続ける70代以上の女性アーティスト16名に注目し、紹介する展覧会だ。出展作家はみな71歳から105歳まで、全員が50年以上のキャリアを誇るうえ、出身地は世界14カ国。現在の活動拠点も多岐に渡る。ダイバーシティ(多様性)を重視する動きが世界各地で広がる現在、現代アートにおいても、長く活動を継続してきた女性アーティストたちに注目が集まっているのだ。

会場では絵画、映像、彫刻、大規模インスタレーションにパフォーマンスなどの多彩で力強い作品約130点を紹介。彼女たちを突き動かす特別な力、「アナザーエナジー」とは何かを考える内容となっている。

アルピタ・シン『私のロリポップ・シティ:双子の出現』 2005年 油彩、キャンバス 152.4×213.3 cm 所蔵:ヴァデラ・アート・ギャラリー(ニューデリー)
アルピタ・シン『私のロリポップ・シティ:双子の出現』 2005年 油彩、キャンバス 152.4×213.3 cm 所蔵:ヴァデラ・アート・ギャラリー(ニューデリー)

三島喜美代 『作品92-N』1990-1992年 陶にシルクスクリーン印刷 227×490×390 cm 撮影:小川重雄 画像提供:美術資料センター(東京)
三島喜美代 『作品92-N』1990-1992年 陶にシルクスクリーン印刷 227×490×390 cm 撮影:小川重雄 画像提供:美術資料センター(東京)

再開にあたり、片岡真実館長は「『アナザーエナジー展』のアーティストたちの作品の圧倒的な存在感と、彼女たちのしなやかな生き方は、性別や年齢を問わず、すべての人々に生きるエネルギーやパワーを与えてくれでしょう」とコメント。SNSで配信されるコンテンツも楽しみつつ、美術館でリアルな芸術体験をしながらそのパワーを感じてみて。会期は9月26日(日)まで。

宮本和子『黒い芥子けし』1979年 糸、釘サイズ可変 Courtesy: EXILE, Vienna;Take Ninagawa, Tokyo 展示風景:「新作展」A.I.R.ギャラリー(ニューヨーク)1979年
宮本和子『黒い芥子けし』1979年 糸、釘サイズ可変 Courtesy: EXILE, Vienna;Take Ninagawa, Tokyo 展示風景:「新作展」A.I.R.ギャラリー(ニューヨーク)1979年

 ※掲載情報は6月2日時点のものです。
 開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力—世界の女性アーティスト16人」
会期/2021年4月22日(木)〜9月26日(日)
会場/森美術館
住所/東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53 階
料金/一般(平日)2,000円、(土・日・休日)2,200円ほか
時間/10:00〜20:00(火曜日のみ17:00まで)※当面、時間を短縮して営業
URL/www.mori.art.museum

Text:Akane Naniwa

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