エリザベス女王、王室所有地の植物を使ったビールを発売 | Numero TOKYO
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エリザベス女王、王室所有地の植物を使ったビールを発売

©Bang Media International
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エリザベス女王は、ノーフォークにある王室の別荘サンドリンガム・ハウスで収穫された植物で作られたビールを発売する。

2種類のビールは、共に500MLのボトル入りで、価格は1本3.99ポンド(約600円)、同邸宅のギフトショップで購入できる。 ボトルにはサンドリンガム・ハウスの名前と地元の野生動物であるキジと野ウサギの絵が描かれており、同邸宅の庭で収穫したオーガニックの大麦で作られた同ビールは、アルコール分が4.3%の「ザ・ベスト・ビター」とアルコール分が少し高い5%の「ゴールデンIPA(インディアン・ペール・ビール)」の2種類となる。またラベルには「サンドリガム・ハウスは、野生動物たちの宝庫であり、キジ、野ウサギ、フクロウや、他にも沢山の動物達が森や農地に生息しています」と記されている。なお、味の方は、ビターは「ユニークで自然な味わいで濃厚」、IPAは「繊細な味わい」と表現されており、ノーフォークのバーシャム醸造所で作られるという。 また、ショップの案内版には、これら2種類のビールは共に、王室所有の同邸宅で収穫されたオーガニックの春大麦と近隣の井戸からくみ上げられたクリスタルのように澄んだ水が使われていると記されている。

一方でチャリティー団体「ザ・ロイヤル・コレクション・トラスト」 は、昨年「バッキンガム・パレス・ジン」を発売し、オンラインでの発売からわずか8時間でいったん完売してしまうという人気ぶりを見せたことを受け、先日には同ブランドのスロー・ジンも発売しており、エリザベス女王のアートコレクション及び公邸の管理を担う同団体は、今回の商品がパンデミックによりバッキンガム宮殿の一般公開停止を余儀なくされた王室の収益につながるものと期待しているという。

 

Photo: Bangshowbiz

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