ライアン・レイノルズ夫妻、全米有色人種地位向上協議会に2000万円超を寄付 | Numero TOKYO
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ライアン・レイノルズ夫妻、全米有色人種地位向上協議会に2000万円超を寄付

©Bang Media International
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ライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)とブレイク・ライブリー(Blake Lively)夫妻が、全米有色人種地位向上協議会(NAACP)の法的弁護基金に20万ドル(約2150万円)を寄付した。

同夫妻は、武器を所持していなかった黒人男性のジョージ・フロイドさんが先週白人警察官に殺害されたことに対し全米各地で抗議デモが起こっていることを受けて、法的な立場で人種差別と闘うアメリカ有数の法律事務所である同団体への支援を表明したかたちだ。

目撃者が撮影した動画では、警察官のデレック・チョーヴィンが、膝でフロイドさんの首を押さえつける様子が収められており、チョーヴィンは免職となった数日後に逮捕され、第3級殺人罪及び、第2級過失致死罪で起訴された。

5歳と3歳の娘を持つライアンとブレイクは、インスタグラムに共同声明を投稿、こう綴っている。「私達は、子供達に異なる法律ルールに向けた心の準備や、車を止められた際に何が起こるかなどを教えるなど考えたことはありません」「それを日々経験するとはどういったことなのでしょうか」「その種の恐怖と怒りを感じるなど想像できません」

また、組織的人種差別が存在する現状を学ぶ必要があるとした上で「私達は、先入観、無知、私達の過ちを話題にします。私達は過去の過ちを振り返り、私達が何者であるか、そして今後どういった人間になりたいか深く検証してきました。そこから私達は、多くを学んだのです」「私達は、決してこの常軌を逸したパターンが根付くようなことがなく、意識的もしくは無意識にほかの人々に痛みを与えないよう最善を尽くす人となるように子供達を育てると決心しています」「これはジョージ・フロイド、アマード・アーベリー、ブレオナ・テイラー、エリック・ガーナーだけではなく、カメラが回っていない時に殺された全ての黒人男性や女性の名を称えるべく、わたしたちが出来るせめてものことです」と続ける。

また夫妻は、今回の寄付のみならず、今後も自身の立場を使い同団体の活動を支援する意向を明らかにしている。

 

Photo: bangshowbiz

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