【中止・延期】ブルックリン発、観て食べる「フード・フィルム・フェスティバル」が東京へ! | Numero TOKYO
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【中止・延期】ブルックリン発、観て食べる「フード・フィルム・フェスティバル」が東京へ!

※新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、残念ながら本イベントは4月の開催中止、延期(時期未定)となりました。詳細は公式サイトをご覧ください。(2020年2月29日更新)

2020年4月17日(金)から19日(日)まで、ニューヨーク発の”観て食べる”「The Food Film Festival (フード・フィルム・フェスティバル)」が日本初開催される! 食にまつわるフィルムを鑑賞しながら、スクリーンに映る食事が席に運ばれてくるという、映像と食を同時に体験できる人気のイベント。

今年で13回目を迎える「The Food Film Festival」(以下FFF)は、ニューヨーク、ブルックリンで始まった。これまでコマーシャルからドキュメンタリーまで、各日のテーマに沿ったフィルムが上映され、上演後には、フィルムに出演していたシェフや食のプロたちを交えたアフターパーティーを開催。映像のプロと食のプロが、フィルム上映と食事を提供し、食にまつわる社会問題を取り上げ、楽しみながら考えるきっかけを生み出している。

これまでシカゴ、チャールストン、コペンハーゲンでも開催されてきた。そんなFFFがついに2020年4月に日本に初上陸する!
「The Food Film Festival Tokyo」のテーマは「EAST×WEST」。東京とニューヨークのそれぞれの都市の地域文化を映像と食を通じて発信する。

フードディレクターには、若手料理人・森枝幹が就任。将来の食物資源にも問題意識をもち、今年11月には渋谷パルコに「chompoo」をオープンさせたばかりの新進気鋭の料理人だ。水産資源現象や、牛肉に変わる食材など、未来の”食”を考えるきっかけになることを目指す。さらには、水産資源・陸上資源の未来と環境問題に深く関わる「SDGs」の達成に寄与していくことを目指し、収益の一部を食の問題解決を考える非営利団体に寄付するという。

また、現在、水産資源における「持続可能な社会」をテーマに作品を全国から公募している。選ばれた作品は、2日目の「The Night Aquatic (seafood)」での上映を予定しており、2020年の秋に予定している「The Food Film Festival NY」でも上映予定。応募詳細はHPをチェックして。

最終日には、FFF主催者&ディレクターであり、ドキュメンタリー『Hamburger America』を手がけた映像作家であり、そしてハンバーガーエキスパートでもあるGEORGE MOTZ(ジョージ・モッツ)が登場。バーガーフェスを開催する!

なお、2019年10月に開催されたFFFで、監督賞を受賞した日本からの出品作品『Sushi Origin and the Beyond』も上映予定。寿司の起源から現在までをたどり、未来の寿司を提案するサステナビリティを訴える作品で、NYでの上映中には鮒ずしを使用した押し寿司などがふるまわれ、山廃仕込と木槽天秤しぼりで作られた上原酒造の「不老泉」が提供されたという。

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の5感をフルに使って楽しむ、新しい試み。上映プログラムなどの詳細は2020年1月に発表予定。続報を楽しみにしていて!

【中止】
The Food Film Festival Tokyo 2020
フードフィルム・フェスティバル・トーキョー2020
日程/2020年4月17日(金)から19日(日)
17 日(金) 18:30 ~ 23:00 Best of FFF NEWYORK
18 日(土) 18:30 ~ 23:00 The Night Aquatic (seafood)
19 日(日) 12:00 ~ 18:00 George Motz バーガーフェス

会場/B&C HALL(品川区東品川2-1-3)
入場料/17、18日 当日券¥10,000、19日当日券¥5,000
※時間、入場料はすべて予定です
URL/FFFtokyo.co.jp

Text:Hiromi Mikuni

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