Art / Post

狂喜乱舞!?
『チームラボ踊る！アート展と、学ぶ！未来の遊園地』

2014.12.8up

ご存じ、日本の “天才界” の筆頭株！あの猪子寿之（いのこ・としゆき）が率いる、超テクノロジー男子＆女子集団「チームラボ」の展覧会が絶賛開催中!! 日本よ、これはもはや “天才祭り” だ!!!!

『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 — Light in Dark』（2014年）日本古来の空間認識の論理構造を3次元空間上に再構築した、日本初公開のデジタルインスタレーション作品（音楽：高橋英明）

そんなアイデアが発展し、我が国の最先端科学の殿堂としてお台場にそびえ立つ日本科学未来館を会場に、チームラボ的 “1回で2度おいしい” 世界初の展覧会が企画されたのだった。
名付けて、『チームラボ　踊る！アート展と、学ぶ！未来の遊園地』。

……といういきさつで、11月末の展覧会開幕から、はや1週間あまり。
どんなものかと聞き耳を立てていたところ、大人×子どもがのべつまくなしに驚嘆＆乱舞するという、多幸感あふれる光景が繰り広げられているという目撃談が四方八方から舞い込んできた。

「日本でも、子どもは、アートに触れて騒いで良いのです。そして、もちろん大人も。（中略）みんなが踊れば、アートもきっと踊るはずです」猪子寿之談（展覧会資料より抜粋）

となれば、もはや結論はただひとつ。
これはもう、斜に構えてないで行くしかない！そして、自分で踊って学んでみるしかない……！
あとは行ってみてのお楽しみ。外野からは以上です。

※『Numéro TOKYO』2014年1・2月合併号掲載記事を加筆転載

『チームラボ　踊る！アート展と、学ぶ！未来の遊園地』
期間／2014年11月29日（土）〜2015年3月1日（日）
場所／日本科学未来館
住所／東京都江東区青海2-3-6
URL／http://odoru.team-lab.net/

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Text：Keita Fukasawa

Profile

深沢慶太（Keita Fukasawa）フリー編集者／ライター／『Numéro TOKYO』コントリビューティング・エディター。『STUDIO VOICE』編集部を経てフリーに。『Numéro TOKYO』創刊より編集に参加。雑誌や書籍、Webマガジンなどの編集・執筆、企業企画のコピーライティングやブランディングにも携わる。編集を手がけた書籍に、田名網敬一、篠原有司男ほかアーティストの作品集や、編集者9人のインタビュー集『記憶に残るブック＆マガジン』（BNN）など。