スパプロダクツの豪華プレゼントも! ソネバ リゾート & スパのソヌ氏にインタビュー
──オーガニック(slow lifeの“O”)の食材をお客様に提供しているんですよね?
S「すべてのソネバには、数ヘクタールに及ぶ大きさのオーガニック菜園があります。これはよく想像される形だけのものではなくて、本格的な菜園。普通都会では畑から野菜を収穫してテーブルに並ぶまでに1週間かかると言われていますが、ソネバでは朝収穫したものがランチにはテーブルに並びます。新鮮な食材を口に運ぶことに喜びを感じてほしい。さらにソネバでは基本すべての食材を現地でまかなう、地産地消がモットーです。魚も野菜、キノコもそう。椎茸やエノキも最近栽培をはじめました。そうやってリゾートを開発していくことによって、その土地にも利益が出るという仕組みを目指しています。水に関しても独自の浄化システムを使い、ソネバ内で供給。環境汚染の問題となっているペットボトル等も排出しないように務めています。建材は地元のものをそのまま使用し、食材などもその土地のものでまかなう。地元との共同作業によって生まれるものが、安らぎを求めて都会からやって来るお客さまにとってのこの上ない贅沢になります。見た目の華美さ、豪華さ、便利な生活は日本ですぐ手に入るラグジュアリーです。自然の中で素に戻り、体感し、口にすることが、ソネバの提案するラグジュアリー。日常を忘れていただくため、テレビはDVDを鑑賞するためのシステムのみで、目立たない場所にカバーをかけて設置しています。土地にも、お客さまにもストレスが無い状態を作っています」
S「私たちが大学生の頃は80年代。イギリスではサッチャーが大統領が、経済対策のための都市開発を進めていました。その頃のガソリンはまだ質が悪くて排気ガスもひどかった。オックスフォードに住んでいた私は、ロンドンのそういった環境に嫌悪感を感じ、スローライフに強く関心を持つようになったのです」
▶ 何も無い=ラグジュアリーとは?
▶ 次のページへ