京都から帰ってきて、もう3日目なのに懐かしい。。。
今絶賛、東京モードのリハビリ中です(苦笑)
だめですねぇ、土日で何とか復活してきたものの、魔の月曜日はメールの嵐で1つずつお返事しながら、打ち合わせもたっぷり。ふぅ~。こんな時間が一番リラックスできる、という逆転生活にまた戻ります。
今日、ん、昨日ですね、もう。月曜日ラストの打ち合わせは、これから成すべき最高峰の内容。(時期が来たらブログしますね)
お相手の淑女が、「美香さん、続きの‟京都ブログ”楽しみにしてるんです!」と嬉しいお言葉♡
図に乗って書きます、今回のブログ・・・。
かなり過去最大の『食べログ』風になりそうな予感の大量写真。
いや~、呑兵衛な、お酒…ここまで飲むか!?というはっちゃけぶりも楽しんでいただけたらと思います(笑)
ここは京都、祇園。
こんな時でなければ、世の中の「夕食」という時間に食べれない哀しい職業のサガ。
旅の楽しさを最高にしてくれるのは、一日の締めくくりである‟食事”。
選んだ2つは、祇園にお店を構える人気店。
実は選んだのも、堪です。
ボジョレーの解禁日の夜は、ちょうど最終の日のディナーなのでホテルでゆっくり過ごすことにしました。
なので、そこから逆算して、初日「肉」次の日「魚」最終日「肉」という交互に^^
まず、初日の夜。
肉割烹として祇園にお店を出して、8年目を迎える「三芳」(みよし)。
とにかく‟お肉好き”の方はおススメです。
銘柄牛のフルコースは、え!?え!?まだ続くの!?という嬉しい悲鳴♡
まず、空きすぎたお腹にやさし~い、テールのスープ。
このシャキシャキとした茸の歯ざわりたまりません。
牛タンのうす~くスライスしたお刺身。新鮮で甘く、これだけで卒倒しそうです。
左下のコブをちょこっと乗せると、旨みがフワーっ。マネしたい出し方ですね。
サーロインもこうなると、もはや芸術。
そこでお酒を紹介。この「羽根屋」、某雑誌の特集にも出ていたそうで御主人おススメでした。
もちろん、飲みますよ~ついで、ついで。
蕪椀。ここにもON THE 牛肉!
甘辛い味付けのバラ。下は真ん丸のおにぎり。小さいのでペロッといけます♡
美味しくて私好みなのに…。もう、ここのあたりでお酒に酔って記憶が途切れてます。許してください。
コロッケもキュートな真ん丸。なんで「まる」って幸せを感じるのでしょう。
当然これも牛肉入、だいすきな〝海老芋”のコロッケです。ホクッとあま~い至福の味。
また、お酒に合うのよね、揚げ物。chu~♥
まだ続きます。お腹いっぱいなのに食べれちゃう、これは‟牛ロースのしゃぶしゃぶ”。京水菜でサッパリいただきます♪
最後の大物!!!
拍手があがるステーキは炭火で焼き上げた和牛。このお皿も本当に素敵な椿の絵付け。
ここ三芳のお皿選びは、粋な店主の(髪型もかっこよかったですよ♡)エッセンスが随所に表れています。
別皿に、塩・粗びきの胡椒などがサーブされ、お好みで付けて食します。
ご飯も、こんな膳に。右下には〆のお肉、牛ヒレの昆布煮。トロトロで箸でくずれる柔らかさ。
あれ?私さっき、ご飯食べたよね???あの、真ん丸の。というお腹はもう別腹で、この銀シャリいただきまーす♥
デザートは、小豆と黒糖。さすがに、ここまでは肉でないです(笑)色はお肉みたい?
美味しく頂きました。ごちそうさまです♡
もう正直、レポートできないくらいのハイテンションでお迎えのタクシーに乗った?傾れこんだのは言うまでもありません。。。
【三芳】みよし
京都市東山区祇園町南側570-15 TEL.075-561-2508
18:00~OPEN
コース10,000円~
お席はカウンターとテーブル。要予約です。
さて、ここで普通は終わり~としたいところなのですが、なんせこのままのテンションで書き続けたい(笑)
どうしても、京都に訪れたらエントリーしたい‟御鮨”⇒「有吉」(ありよし)
有吉さん、本当に感謝なんですよ。
場所は京都生まれの運転手さん(前出のT氏)が、お!という隠れ家なんです。
祇園は行ったことがある方はご存知かもしれませんが、細い路地がたくさんあり、そこに佇む美味い食事処、バーなどがあります。
わからなくなり、お電話したら大将がなんと!大通りまで迎えに来てくれるという優しさから始まった「有吉のおまかせコース」。
初っ端から、やられました♡
店主の有吉氏は、寿司割烹を経て、この場所に移り2年少しとおっしゃっていました。
とにかく、感激の1つとして挙げたいのが‟一見さん”なのに、こんなにもてなしてくれる気持ちに、じ~ん。です。。。
お料理も大事なんですが、やはり‟おもてなし”の心。色々勉強させていただきました。
若い女将さんは、大将の奥様(十うん才年下とのこと)で美しく気立てのいい方。
最初の笑顔で一気に、くつろぎモードに。
最初のお皿は、たまらない湯葉!アンド雲丹!大好き同志です^^
おまかせコースなので、大将が色々考えて出してくれます。
これ!これが、本当に美味しくて感動した蟹!中身見てくださ~い、こんなですっ
これを食べたいため、京都の「有吉」に行きたい!と心底から思う今回の旅行で食べたBEST 1!
大トロ。失神します。山葵好きなので、これをちょっと舐めながらお酒を堪能~♪あぁぁ、至福なひと時。
湯引き、ジュレポン酢がトロンと。冷酒に合うのよー!これまた♡
いきなり、粋な(シャレ・笑)いわしの自家製オイルサーディン。ゴマがマッチしたお酒呑みにはたまらない一品ね。
この間に、熱々の白子入り茶碗蒸しも♡
そしてブリ幽庵焼きのジューシーさがたまりません。
ん?ここまで来て、ふと思うのが、これって・・・お正月料理!?くらいの豪華さと興奮を与えてくれます。
ほら!お正月だー♡笑
いくらも、ぷっちぷっちの醤油漬け。後から書きますが、もうこのあたりで一見さんでないくらい酔っぱらっています。
はぁーーーーーっ。この椀。
なんと焼き蟹で御出汁をとり、蟹しんじょう。濃厚な椀に「大将!美味しい!大将!凄い!」を連発。
こんなに美味しい椀を作れる嫁になりたい。。。いや、嫁が欲しい。
そろそろ、どうですか?と大将。
こんな素敵なメニュー板。
お腹いっぱいだけど、お寿司も食べたい!ということで、車海老。
プリプリという言葉は、ここで使用しましょう♡
お酒もほろ酔いを越したころ、私がちょっと記念の日だとお伝えした瞬間、「乾杯しましょう!」と泡。
好きですっ、大将!
こんなのもありますよ~といきなり赤ワイン!!!
美味しいー!少し冷やしてサーブしていただきました。もう、ここのあたりで常連さん半歩前くらいの気持ちです(笑)
なのに、とどめは・・・
このお酒から始まった、おまかせ鮨・割烹。
後半のこれは!
大将が縁があり、書いたんですよ。と。料理人は芸術家だと思った瞬間。
1つ1つ丁寧にご説明する大将、が、しかし、記憶が飛んでます。これらを味見させて頂き、もう常連になった気分。
ここにも「羽根屋」。紫の光る文字かなり気になります(三芳でも出たお酒です)
日本酒、赤ワイン、泡・・・もうグラングランなんですが、大将のお話が面白く、こんな京都の夜の思い出はきっと忘れないでしょうね。
帰りに、「これ、持って行ってね。」と小袋。
またもや、ぐでんぐでんになり良い気分でホテルのベッドで目覚めた深夜。
この袋の中身を見たら、昆布を山椒の実で炊いた佃煮でした。じーん(涙)
しみじみと、人を喜ばす御持て成しする、という姿勢が心に沁みた夜でした。
感謝たくさんの夜、素敵な心と割烹を味わえて幸せです。
『教訓:一見さんに常連さんの気分を。・・・有吉より』
【有吉】
京都市東山区祇園町北側282-5 TEL.075-541-5639 カウンターで過ごしましたが、2階のお座敷もリラックスできます。
要予約
今回は2軒紹介したかったので、超ロングなブログになってしまいました。
スクロール疲れたのではないでしょうか^^
京都にご旅行に行く際に参考になれば嬉しいです。
では、またね★美香