数あるビジネスの中でも、美しさを売るファッションは、夢があると思う。
洋服のフォルムやデザインの美しさ、デザイナーの感覚的なものは、ビジネスの枠に収まらない何かがある。
でも、そもそもブランドって何だろう?って、久々に考えてみました。
袖を通したときに、素材とデザインが自分の気分にぴったりフィットしたときの紅潮感、ラグジュアリーな気分、これがブランドの持つ力だと私は思うんです。
高い品質を保ちつつ、着るとその人から見えないオーラを発する、それこそラグジュアリーブランドだと思う。
私がしているPRというお仕事は、基本は黒子だと思っているのですが、デザイナーの想いをメディアを通して市場に伝え続けること。私は、自分の好きなデザイナーの抱いている夢を掴むお手伝いをしたい、と思う方。
デザイナーの想いを代わりに伝えるためには、ブランド側とのコミュニケーションがすっごく大事だと思います。
デザイナーは、頭の中で思い描いていることがたくさんあるものだし、それぞれの美意識があるけれど、時々それが現実から外れてしまうこともある。将来的には、そういうときにバランスをとってあげられるくらいの力量を身につけたいし、深い信頼関係も築きたい。その為には、時代の流れを察知する力や、何かを掴む勘やタイミングも大事、そしてやっぱり共通言語である英語力は必要だと思います。
でも、あんまりビジネスにもっていきすぎると、そのブランドの良さが消えてしまう場合もあるから、こうすればうまくいく、という決まりがブランドビジネスにはないからこそ、難しいし面白いんだとも思います。
私は、美しいものと人が好きだから、この仕事が大好き。