ファッションって | Mariko Hosokawa
Mariko Hosokawa

ファッションって

ファッションが好きで好きで、20代の頃は洋服のことばかり考えていました。

西海岸にいるときは、LAスタイルにはまって、ちょっと前のTHE LA GIRLなNicole Richieみたいなスタイルをしていたし、

NYに移ってからは、GOSSIP GIRLのブレアみたいな、派手なお嬢様スタイルをしていたこともある。

 

アメリカでは、言葉でいろいろ苦労したのですが、オシャレにしているとそれがきっかけで友達ができたり、親しみをもって接してくれる人がいたりしました。それまでは、ただ綺麗なものが好きでそれを身につけたいと思う欲望だけだったのですが、アメリカに行ってから、ファッションってコミュニケーションツールになると気づいて、ますますはまっていきました。

 

散々失敗もして、だんだん、似合うものや好きなものが明確になってきて、30代になってからかな、やっと自分のスタイルができてきて。

アメリカで、特にNYにいた頃にものすごーく太ってしまい、何着てもなんとなくきまらなくなってしまって、それからかな、体型を崩さないようにトレーニングをするようになりました。体型がだらしないと、何着てもかっこよく見えないと実感したから。

 

基本的に物持ちがよくて、20代のときに着ていた服も、気に入っているものはお手入れして今でも着ているし、

あんまり流行りとか気にしないから、毎年好きなものを着る。

古いものに惹かれるみたいで、ヴィンテージがすっごく好きで、ハイブランドとヴィンテージのMIX、黒ベースが一番自分らしいスタイルなのかも。

 

ただ、仕事もファッション業界だし、入ってくる情報が多くて、時々判断できなくなることもある。

趣味もファッションだから、ファッション漬けになってしまい、そんな自分に疲れることも。

プレを入れると年に4回新しいコレクションが発表になり、物持ちがいいとはいえ、その度欲しいものがでてきて、より華やかに着飾ろうとしている自分に、はっと我に返ることがある。

 

だから、この週末はクローゼットの整理をして、昔の服を引っ張りだしてきて、いろんなコーディネート組んでみて、自分のスタイルと好きなものを再確認。

たまには冒険も必要だけど、きちんと自分の中で精査して、スタイルを持つことが大切だな、と改めて感じた週末でした。

 

Profile

mariko hosokawa
TOKYO
PR & Branding

シアトルの大学卒業、NYにて日系商社勤務後、帰国。ブランドの営業、コーディネーターを経て、㈱アオイ入社、海外ブランドのプレ スに。2016年1月よりフリーランス。ブランドのPRやブランディングを手がける。モード好き、ヘルシー志向。

Backnumber

Recommended Post