ファッションに愛されたアーティスト、Sokoにインタビュー
フランス出身のアーティスト、Soko(ソーコ)。作詞作曲、演技、映像ディレクションなどクリエイティビティあふれる“表現”を続ける彼女。ファッションシーンからもラブコールが絶えず、新世代のファッションアイコンとしても注目を集めるSokoにインタビュー。LAで撮り下ろしたビジュアルとともにお届け。(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2017年4月号掲載)
──本号特集でもある“グルーヴ”からイメージする人、空間などはありますか?
「世界中で誰よりも好きなのはモリッシー、トム・ヨーク、ロバート・スミス。みんなは彼らを“グルーヴィ”とは言わないかもしれないけど私のハートにたくさんの感情を生じさせてくれるから個人的には“グルーヴィ”なんだと思います。私が一番クレイジーに踊れる曲を書いているし」
──音楽とファッションはお互い影響し合っていると思いますか?
「もちろん! ファッションとミュージックのどちらも好きな時代は80s。あのロンドンのパンクシーン、マルコム・マクラーレンやヴィヴィアン・ウエストウッド、オーバーサイズのスーツやゴスのシーン、それにマンチェスターから生まれたすべての音楽、バンドたちの着こなしなどすべてに惹かれます!」
──ご自身のスタイルについてこだわりはありますか?
「どこかキッズのようにドレスアップするのが好きなんです。パジャマのようであったり、どこかクレイジーで、私の内面も外面も表してくれる服を纏うことは私にとって大切なことなんです」
──近々ファッションの仕事もされるのでは?
「いつかカプセルコレクションを手がけたいと思っています。デザインのアイデアはたくさんあります。常にクリエイティブでいることと挑戦し続けていたいですね。学び続けることは自分を高め続けるうえで素晴らしい手段だとも思っています。でも、まずはレコーディングを終えないと。それと多分他のフィルムも撮ったそのあとくらい先のことだと思います!」
Hair : Castillo at TACK Artist Group Makeup : Jeffrey Baum at Jed Root LA Cordination : Tomomi Suzuki Fashion Assitant : Laura Crayton
Photos : Janell Shirtcliff
Fashion Editor : Nao Koyabu
Edit : Yukino Takakura