約半年間温めてきたプロジェクトをようやく発表することができる。
僕、稲木ジョージは会社を設立しNYベースのストリートラグジュアリーブランド、
“George Of Grand”の代表取締役兼クリエイティブディレクターを務めることになりました。
東京で四年間ファッションPRをやってきたわけだが、
2014年から拠点をNYに移し自分がかっこいいと思うブランドをとことん追求し、やってみることにした。
秋のオフィシャルローンチに向けてのプレローンチのため、2型しか発表できないがこの2型のために時間と労力を十分にかけた。
僕はあくまでもブランドのコンセプトやディレクションをするわけであって、決してデザイナーではない。
なぜなら一流ファッションブランドのデザイナーのように学校に行っていないし、
デザイナーですという図々しいことなんて絶対に言えない。
ただ自分がかっこいいと思うことはブレていないわけで、これからも徐々にその思いを進化させていきたい。
最初はTシャツとタンクトップのみの販売だけど、これからはいろんな商品が発表できるように活動していきたいと思う。
たかがTシャツ、されどTシャツ。
ボディの素材そしてプリントを追求するだけで半年もかかったわけだが、
物づくりがどれほど大変なものなのかは自分なりに理解したし経験もできた。
トレンドを生み出したいなんて1ミリも思っていない。
分かる人だけが分かってくれるようなブランドにしていきたい、
そして量よりも質というマインドを大事にしてくれるファン層を築き上げられたらなと思う。
THE BEGINNING:
Picture by STANISŁAW BONIECKI(@bobrowiec)
ファッションPRを仕事にしていたとき、たくさんの才能ある人に出会ってきた。
才能があってもチャンスを物にできない人もたくさんみてきたけどね。
特にアーティストはアート界にいるとご飯も食べられない人もたくさんいる。
そんな人たちをみてきて、もったいないと次第に思うようになったんだ。
自分のブランドを始めてみて、この人たちのアートと自分のブランドを通して”PR”することができたら最高だなと思い、思い切ってジョージ・オブ・グランド(George Of Grand)を起ち上げた。
ストリートブランドだけど、品があってきれいめに着られるブランドにしていきたい。
「アートとファッションの融合」とよく耳にするけど、実際コラボしたアーティストのことはあまりブランドは語らないよね?
それではフェアではないと思う。
ジョージ・オブ・グランド(George Of Grand)は徹底的にコラボしたアーティストと一緒にステップアップしていきたいと思っているよ。
ブランドストーリーはwww.georgeofgrand.com/aboutus/で読んでみて。
Picture by STANISŁAW BONIECKI(@bobrowiec) for George Of Grand
THE ARTIST:
僕がモデルとなって、熊のラグの上に寝ている広告写真は Yuki Jamesが撮りおろした作品。
彼は一年程前にインスタグラム(@yukijames)でみつけて、それ以来彼の写真に夢中になった。
ブランド起ち上げのタイミングで彼にFB上でメッセージを送って、今回コラボをすることが決まったんだ。
Yukiは元々V manなどの一流ファッション誌でスタイリストをしていたが、
今回フォトグラファーとして仕事をするのは初めてだそう。
彼の作品はどれも強烈に目を惹くものがあるし、ストーリーとエモーションがあって
ファインアート寄りな所がなによりも気に入っているポイント。
Yuki Jamesが気になった人はhttp://www.georgeofgrand.com/yuki-james/でプロフィールを読んでみて。
そしてTシャツにプリントされているアートは山口歴(@meguruyamaguchi)による作品。
友人を通して知り合ったのだけど、彼の作品を生で見たときコレだ!と直感で思ったんだ。
色彩能力が高く、圧倒されるクリエイションとアイデアが最高すぎるからね。
“The world is in the face of beloved” 2011 by Meguru Yamaguchi(@meguruyamaguchi)
僕はアートには全く詳しくないが、彼と知り合ったおかげでアートって素晴らしいなと思うようになった。
本当に感謝をしているし彼の活躍を心から楽しみにしているんだ。
Meguru Yamaguchiが気になった人はhttp://www.georgeofgrand.com/meguru-yamaguchi/でプロフィールを読んでみて。
すべてのデザインとフォトグラフィーを抽象的にしたかったんだ。
このアートを見たあなた自身の意見と感じ方を持って欲しいからね。
そうやって徐々に創造性とセンスが磨かれると信じている。
MADE IN NYC:
Picture by STANISŁAW BONIECKI(@bobrowiec) for George Of Grand
「ディテールにこだわっています」と語るブランドがある。
個人的に思うのは、お客様が商品を買うわけだから、ディティールにこだわって当たり前だと思うんだ。
そこをわざわざ言うのはどうかと思う。
そして「こだわったから定価が高くなりました」と言う割にはクオリティが追いつかないブランドが多いと思うんだよね。
Picture by STANISŁAW BONIECKI(@bobrowiec) for George Of Grand
ジョージ・オブ・グランド(George Of Grand)は自分の目と手で生産過程をみているから100%NYCで生産していることを自身持って言えるよ。
マンハッタンで洋服を作るのは本当に高い。でもそれだけの価値があるんだ。
自分の持っている洋服のラベルを見てみて。
Made in NYCと書かれているブランドどれほどある?
もしかたらジョージ・オブ・グランド(George Of Grand)だけかもね。
Picture by STANISŁAW BONIECKI(@bobrowiec) for George Of Grand
$195:
195ドルはTシャツ/タンクトップとして正直高いよね。
川久保怜さんが言った言葉、「安い洋服なんてあり得ない。どこかの行程で誰かが泣いてるかもしれないのに、安い服を着ていてもいいのか。」
にはとても同感している。
ファストファッションの生産をしている国、インド、バングラデッシュ、中国などでは平均寿命がわずか35歳らしい。
スウェットショップについてのこの記事を読んでみて。
そんなことしてまで利益をとりたくない。
それだけではなく、個人的に思うのが巷で流行っているグラフィックTはトレンディすぎて数ヶ月しか着ることができないよね。
最終的には家着もしくは運動着になってしまうことなんてよくある。
でもジョージ・オブ・グランド(George Of Grand)は何年も着ることができるように
タイムレスでかっこいいデザインにしているからもったいないと思わなくなるはず。
例えば5年間このTシャツを着るとして一年で約40ドルとして買ったと思ってみると悪くない。
長年着ることができるようにアメリカ産の最高級のスピーマコームドコットンを使っているんだ。肌触りがなめらかで着ればわかるよ。
肩部分のパイピングがとても気に入っているんだ。背中からみたらパリっと肩が映えるようにデザインしたよ。
猫背だと台無しになるから姿勢に気をつけて。
なによりもジョージ・オブ・グランド(George Of Grand)はただのTシャツじゃない。
アートを買ったと思えば納得がいくはず。
販売は公式オンラインショッピング(http://www.georgeofgrand.com/onlineshopping/)のみ。
Picture by STANISŁAW BONIECKI(@bobrowiec) for George Of Grand
SOCIAL MEDIA:
インスタグラムを中心にアップしていきたいと思っている。
個人のアカウント(@georgeinaki)とブランドアカウント(@georgeofgrand)をフォローしてみて。あとはTumblrとPinterestもやってるよ。
FB、Twitterはやらないつもりだが、個人のTwitter(@georgeinaki)はやっている。
Picture by STANISŁAW BONIECKI(@bobrowiec) for George Of Grand
以上、読んでくれて本当にありがとう。
焦らずにマイペースに僕がかっこいいと思うものを追求し、これからもジョージらしい商品を発表し続けるよ。
自分のブランドを押し売りするわけではないが、
Made in NYCそしてアート性のあるブランドは他では少ないんじゃないかな。
少量生産のみで再生産は絶対にしないから他人と被る心配もないしね。
質問、お問い合わせまたは感想がある方はgeorge@georgeofgrand.comまでメールしてください。
社長としてクリエイティブディレクターとしてはひよっこだけど、ブレずにがんばってみる。
“The George”
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