2013 S+S PARIS MEN’S ダイジェスト Vol,3 !!! | Die-co
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2013 S+S PARIS MEN’S ダイジェスト Vol,3 !!!

 

はい。もう、前回のパリメンズが終了して、随分経っているのに、リポート、モタモタしててすいません。

 

だって、この暑さでしょ?毎日、簡単に全てを放棄するチャンスの誘惑が溢れているじゃないですか?いちおギリギリ社会人としての仮面を被って生きている今日この頃です。何処かに、ばっくれてしまそうな、自分が恐い。。。。嘘!でも、ちょっとホント!

 

はい、言い訳はこれくらいにしてパリコレダイジェストの続きです。

 

まずはLOEWE(ロエベ)です。

毎回、メンズはエッフェル塔の近くの素敵な自社サロンで、アットホームなre-seeを開催します。今回もまた充実したコレクションで、レザーブランドとして、スペインのブランドとしてのプライドを、強く感じられるコレクションでした。パンチングを施したレザーや、バッファローのアイテム等、欲しい物が多過ぎて、本当に困ります。。。。

 

LOEWEのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

GIVENCHY(ジバンシー)では、アーティスティック ディレクターのリカルド・ティッシが、幼少より、敬虔なカトリックの家系に育だったというルーツをテーマに、カトリシズムの世界が表現されました。

 

マリア像やエンジェルのモチーフを、デジタルやコラージュ、水彩画のタッチでアレンジし、プレシャスなサテン素材のブルゾンやプルオーバー等を華やかに飾ります。インナーにシフォンのトレーンのシャツを着て、レイヤーを楽しんだり、眉間に付けるフェイスアクセサリーを発表したり、今回もエッジィなオシャレ男子をドキドキさせるアテムが豊富でしたね。

 

GIVENCHYのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

オープニングセレモニーのディレクターも務める、ウンボルトとキャロルによる、KENZO(ケンゾー)は、かつて高田賢三氏がパリに最初にオープンしたショップ『ジャングル ジャプ(ジャップは日本人を差別した言葉で、賛否両論で当時話題になりました。)』からジャングルの要素をテーマにしました。程よく着易いサファリスタイルや、様々なアニマルプリントが楽しいコレクションでした。

 

KENZOのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

光と影をテーマにしたMaison Martin Margiela(メゾン マルタン マルジェラ)では、美しいホワイトのグラデショーンを効果的に見せる為に、モデル全員黒人という、ソウルフルなコレクションを発表しました。日焼けで退色したテイストを、染色やデザインでも、光と影を表現し、リラックスした大人のラグジュアリーなサマースタイルを表現していました。

 

Maison Martin Margielaのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

トレンドや、他のデザイナーが何をやろうが全く関係なく、一貫して自分のクリエイションを追求しているBERNHARD WILLHELM (ベルンハルト ウィルヘルム)。今回もプレゼンテーションスタイルで、楽しい作品発表しました。アヴァンギャルルドで、カラフルなホームレススタイルの中に、手の込んだテクニックのパンツや、チャーミングなプリントのカットソー等あって、楽しいコレクションでしたね。

 

BERNHARD WILLHELMのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

アーティスティック・ディレクター、クリス ヴァン アッシュによる、DIOR HOMME(ディオール オム)は、まるで、彼自身自身の精悍でエレガントな佇まいを象徴したような、爽やかで深い、ネイビーをメインカラーにした上品なコレクションでした。クチュールメゾンとしてのテクニックを駆使し、ブレザースタイルから、レザー使い、ボーダーや、シースルーのシリーズまで涼しげな、エレガントなマリンスタイルを見せてくれました。

 

DIOR HOMMEのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

ウー ヨン ミとウー ジャン ヘー姉妹による、韓国のブランドWOOYOUNGMI (ウーヨンミ)です。今回はカメラマン、スティーブ・マッカリーの作品を通して、彼がファンダーを通して、世界中の異文化や人々の営みを見つめて来たように、世界中のエスニックなアイテムの中から、それぞれの文化やルーツを探す旅をテーマにコレクションが作られました。

 

上質なエスニックなテイストは、大人の男子のリゾートスタイルにぴったりで、画像のローズプリントは、アフリカにルーツを持つプリントで、パリの蚤の市で発掘したそうですよ。

 

WOOYOUNGMIのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

世界中のおしゃれ男子達には大人気のsacai(サカイ)。メンズのコレクションもここ数シーズン、パリでプレゼンテーションを行っています。ドリズラージャケットやチェスター等、クラシカルなアイテムを、より軽く、涼しげに再解釈したのが、次シーズンのテーマです。ドットプリントのシャンブレーや、カラフルなマドラスチェックが新鮮な印象で、また、おしゃれ男子達が熱狂しそうなコレクションでしたね。

 

sacaiのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

哲学的で新しいノマド(遊牧民)スタイルを得意とするDAMIR DOMA(ダミール ドマ)。今回は比較的着易い、リアルクローズにコンシャスした、大人のリゾートスタイルを提案しました。流れるような柔らかな素材でたっぷりと仕立てられたコートや、タック入りのパンツは、風をはらんで美しく揺れ、大きなポケットの付いたアウトドアなテイストのアウターも新鮮な印象でしたね。

 

DAMIR DOMAのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

はいはい、あと1回くらいメンズダイジェスト、やりますから、どうぞお付き合い下さいね。にしても、毎日暑い、、、暑いのは嫌いじゃないんですが、こう毎日だとねぇ。。。おしゃれも出来ませんね。。。。皆さん今頃バカンスですかね。。。今、まさに、南の島の青い海が恋しくてたまらんダイコ★でした。

 

 

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die-co★
TOKYO
stylist designer artdirector

雑誌・TV・映画・舞台等、スタイリングからディレクションまで幅広く活躍中。著書『ダイコ★のブランドパスポート』が発売中

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