はい。ショーの後は恒例のre-seeでございます。これがパリコレの流儀と言うもの。。。。そういうものでございます!!!!
より近くで作品を見る事でクイエイター達の作品に対する想いをダイレクトに感じたり、制作過程のエピソードも聞けたりととても有意義な時間です。ショーが 終ってホヤホヤのアイテムが並び、まだ金額が決まっていないアイテムや、ここで受注しておかないと結果的に日本に入荷しないアイテムなんかもあったりしま す。
そして、、、、、。もちろん、着まくり倒しまくりの楽しい時間でございます!!!!
まずは、プレセンテーションの翌日にお邪魔させて頂いたカルヴェンのre-seeです。
2シーズン目を迎えるベルナベ・アルディの遊び心が爆発した感のある今回、まるでプラモデルでも作るかように、少年の感性に溢れたアイテムが並びました。 80’Sをベースに、思わず『あったよねぇ~』とか『着てたよねぇ~』なんて言葉飛び出すようなファブリックやディテールが、若い感性で巧みに再解釈され ていましたね。。。
こちらは私が着ると交通整理系、もしくはアルマゲドン系になっ てしまいましたが、プレゼンテーションでは金髪の可愛い子ちゃんが着ていた素敵なコートです。キルティングになっているのですが、そのモチーフはなんとト イレマーク。トイレマーク君はダンスをしたり、スケボーしたりと実に凝ったアイテムでしたね。。。
CARVENのサイトへはこちらからどうぞ。
CARVENのfacebookページへはこちらからどうぞ。
CARVENのInstagramへはこちらからどうぞ。
今年10周年を迎えた3.1 Phillip Lim(スリーワン フィリップリム)のプレゼンテーションは、いつものヴォージュ広場の側の素敵な会場で行われました。
今回フィリップはラグジュアリーを体現する一人の男性をテーマにしています。そのスタイルは自由と勇気に溢れています。自分の信じるものを一番大切にし、常識やクラスに支配されないで装いを楽しむ、静かながら勇敢な男性像が素敵でしたね。。。
現代の自由な感性のラグジュアリーな男性はこんなレオパードのコートも着ちゃいます!!!!!俺が着るとマタギかぁ????wwww
他に戦前の日本の古い美人画にキッチュな楽しさをプラスしたプリントなんかも面白かったですね。。。。
3.1 Phillip Limのサイトへはこちら からどうぞ
3.1 Phillip Limのfacebookページへはこちらからどうぞ。
3.1 Phillip LimのInstagramはこちらからどうぞ。
今回初めてコレクションを見せて頂いたANN DEMEULEMEESTER(アン ドゥムルメステール)はギリシア神話の壮大な愛の世界をテーマに、ロマンティックなコレクションを見せてくれましたよ。
太陽の神アポロンと川の神の娘ダフネのギリシア神話史上最も理不尽な恋物語や、ルネサンスの画家ボッティチェリの描いた『ヴィーナスの誕生』等おおらかで自由に愛を楽しむ神々の姿が、ミニマムでソリッドなアイテムの中に柔からさをプラスしていましたね。
神話の世界を描いた古い絵画の中に登場するブラウンのグラデーションを用いたこちらはゴート ファーのコートです。。。。ゴージャスでござましょう????www 本当は袖をまくって内側からリブのニットを覗かせるスタイリングなんですが、、、、腕が太くて出来ませんでした。。。。汗。。。。。
ANN DEMEULEMEESTERのサイトはこちらからどうぞ。
ANN DEMEULEMEESTERのfacebookページへはこちらからどうぞ。
ANN DEMEULEMEESTERのInstagramへはこちらからどうぞ。
ロックとローズ、ブラックとレッドと情熱的なコントラストで、クラシカルなテーラリングを再解釈したDIOR HOMME(ディオール オム)のre-seeにもお邪魔して来ましたよ。。。
ショーで見た時はワイルドで少し破壊的な印象すら受けたコレクションですが、そこはディオール オムのやることですからラグジュアリー。。。。上質な素材や細かいディテールへの挑戦が、新しい時代へ向かって走るアクティブな男性像を表現しています。
私が着ているこちらのコート、ワークコートをエレガントに解釈したアイテムですが、赤い部分はゴム引きのレインコート等に使われる圧着によるテープの処理 なんです。こういうディテールの一つ一つにクリエイティブ・ディレクターのクリス・ヴァン・アッシュは拘ったんだろうなぁ~。。。と想像しちゃいました ね。。。
DIOR HOMMEのサイトはこちらからどうぞ。
DIOR HOMMEのfacebookページへはこちらからどうぞ。
DIOR HOMMEのInstagramへはこちらからどうぞ。
KENZOのre-seeでは、あの情熱的なショーのプレゼンテーションに心奪われてしまい、きちんと見ていなかった作品達を、取り返すように、舐め回すように見て来ましたよ。
物語のスタートはビートルズが日本に初来日した際の日本のファン達との関係性。。。。英語が解らない当時の日本のファンはTシャツや顔にカタカナで『ポー ル』とか『ジョン』とか書き、うちわや法被を作り最高の情熱を形に表します。音楽を通して共有するこの熱烈な関係性に興味を持ったウンベルトとキャロル は、70’s後半から80’sのポップなムードをベースに、架空のアイドルを作り出すかのようにカリスマ性溢れるプロポーションを作り上げました。
溢れるビビットカラーや日本の著名なインダストリアルデザイナー達の作品にインスパイアされたプリント、パテントのキラキラした輝き等実にユニークです。高田賢三氏も好んで使用したリボンは、今回チョーカーのアクセサリーになって楽しかったですね。
私が着てるのは高田賢三氏がブランドをスタートした当時、頻繁にウエアのデザインに使用していた筆記体のご本人のサインです。確か凄い昔、その頃教えてもらっていた美人のエレクトーンの先生が着ていたような。。。。。。なんだか懐かしくて嬉しくなっちゃいました!!!!
KENZOのサイトへはこちらからどうぞ。
KENZOのfacebookページへはこちらからどうぞ。
KENZOのInstagramへはこちらからどうぞ。
今シーズン、一番のコレクションとの声も高いLANVIN(ランバン)のプレゼンテーションにもお邪魔して着ましたよ。
ルカ・オッセンドライバーはアルベール・エルバスがランバンを去り、そのショックや不安をかき消すように、必死にクリエイションに向かったという今回のコレクション。。。。彼がランバンのメンズ部門のデザイナーに就任して10周年のアニバーサリーイヤーでもありました。
何から何まで全てが素敵。。。。上質なファブリックやゴージャスなファー、オリジナルで作られたユニークな細かいパーツや、ニードルパンチやむら染めの美 しさ、トーンを抑えたカラーとマスキュリンなアティチュード。。。。そしてそれらを全て合計すると、驚く程自然でエレガントなリアルクローズが完成してし まうという見事さ。。。。
早速一番人気のルックNo,1のメルトンのコートに袖を通させて頂きました よ。。。。ベルトを巧みに使用したドレスのようなディテールのアイテムなんですが、着るともの凄くマスキュリン。。。。次のシーズン、何百人がこのコート を着てランバンのコレクションを見に来る事になるのでしょうかぁ。。。。
LANVINサイトへはこちらからどうぞ。
LANVINのfacebookページへはこちらからどうぞ。
LANVINのInstagramはこちらからどうぞ。
はい。私的には既に島に到着してりまして、このブログをプールに面したバンガローのテラスで書いている次第でございます。。。。着飾ってショーを廻ってい た日々から、一気に水着一丁です。。。。。この断崖絶壁から突き落とされたかのようなコントラストが溜まりませんねぇ!!!!!
残念ながらwifiバリバリ入っておりますので既に速報では無くなったとの声もありますが、日々更新して参りますよぉぉぉぉ!!!!!引き続き2016 SS PARIS Haute Coutureのリポートもお楽しみ下さいね。。。。
Instagram開設しました。比較的まだ冷静なこちらのブログとは違い、アグレッシブに参りたいと思っております。。。。皆様、御指南、御指導、フォローよろしくお願いします。
Die-co★のインスタグラムへはこちらからどうぞ。
facebookにファンページを作りました。
アカウントお持ちの方はこちらからどうぞ。こちらで掲載していない画像等もUPしています。『イイね!』もよろしくお願いします。
ダイコ★ブログへは、こちらからどうぞ。