はい。速報と言いながら滞っておりましたね。
2016-17 AW PARIS MEN’S、2016 SS Haute coutureのどちらもが実は昨日で全日程終了しております。。。。後半戦の怒濤のスケジュールからの疲れで毎日完全燃焼。。。たっぷり睡眠を取って回 復しましたので、続報をお伝えして行きますね。
最寄り駅まで向かう途中にこんなお城がございます。。。。さすがPARISでございますねぇ。。。。。
このコート、先日DRIES VAN NOTENのオペラ座でのコレクションの時に着ていた物と同じなんです。トレーンを付けるとジャケットがコートに変わるという代物。。。出来るだ、けラ ゲージを軽くしたいという一心であれやこれや試行錯誤を繰り返して、パリコレ参戦アイテムを制作して来ましたが、最近では記録に挑戦!!!的に、一体何 wayで着れるか、どのくらい軽く出来るかを追求するのにはまっております。
そして行き着いた結果が。。。。。。暖かくて軽い素材は高級なもの。。。。
コート、パンツ、クラッチ/我が社のHaute couture、ベレー/CA4LA、サングラス/3.1 Phillip Lim、シューズ/BOTTEGA VENETA
さて、まずはsacai(サカイ)のコレクションから。。。ディテールに拘ったユニークなアイテムを、個性的なレイヤーにより唯一無二のスタイルを生み出 すあたりは、相変わらずの可愛らしさですが、今季はオーセンティックなレジメンタルストライプ、ソフトなムートン、都会的なライダース等が90’Sのムー ドを感じさせるスタイルで表現されていたのが素敵でしたね。
ブラック、グレー、ネイビー、キャメル等メンズウエアでは定番のカラーをベースに、スカーレットからバーガンディーまでのレッドのグラデーション、ビビッ ドなイエロー、スカーフプリントをボトムのパンツに取入れたりと、実際に手に取って見てみたいアイテムが満載でした。。。
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7区にあるコンテンポラリーなキャラリーを会場に、温もりのあるウッドとカーペットの鮮やかなレッドのコントラストの中で新作を見せてくれたのは、Acne Studios(アクネ ストゥディオズ)です。
今回、スウェーデンの民族衣装や1940年代のクラシカルなテーラリングにインスパイヤされていましたが、そのシルエットは相変わらず楽しさに溢れ個性的で す。ユニフォームに見られる即賞やスカーフのディテール、モコモコのニット、パテント素材のジョッパーズ風のパンツ等、実に楽しかったですねぇ。。。
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8区にある、イタリア商工会議所でもあるHôtel Potockiのゴージャスなサロンを使って行われた、BALMAIN(バルマン)の新作はナポレオン一色。。。。この日、ブラックにゴールドのブレード のコートでお邪魔しましたので、本国のプレスからも『この後そんな服出て来るよ。』なんて言われました。。。。。www
ベーシックやリアルクローズ一色に染まった、守りに入ったような作品が多かった今回のPARIS MEN’Sの中で、ここだけはブリリアント一色!!!ほどほど疲れ果てていたこお夕方、一気にテンションマックスになりましたね。
ナポレオンをイメージさせるゴールドやブラック、レッドで綴られたコレクションは、セクシーでマスキュリン。いつもと変わらない最高級の手仕事やラグジュアリーな素材使いは、今季、もの凄く貴重に思えてなりませんでしたね。。。
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4日目、最もハードスケジュールの最後、夜9時にPalais de Tokyoを会場にショーを行ったのは、AMI ALEXANDRE MATTIUSSI(アミ アレンクサンドラ マティッシ)。ワードローブ由来の完全なリアルクローズによるコレクションは今回も健在で、キャメルに始まったショーはグレー、ネイビー、ブラック、バー ガンディーと繊細に移ろい、春の空の色のようなサックスやスパンコールのアイテムが後半に登場します。
今回、ショーが始まる前、会場は精神病になるほど不快なエレクトリックブルーに染め上げられ、コレクションでライトが灯ると、まるで朝が来たかのような穏 やかなブルー。。。。。フィナーレのパレードは再び真っ暗な中行われ、上を向くモデル達のシルエットの後ろにはオレンジ色の朝日が登るという演 出。。。。。
11月に起こった残酷な事件に対して、パリで生き、パリでクリエイションを行う、パリジャンであるアレクサンドルのスペシャルなメッセージ。。。。『何があっても上を向いて行こう。』と唱っているように思えてなりませんでしたね。。。
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最終日の朝11:00はお待ちかねのLAINVIN(ランバン) でございますよぉぉぉ。メンズ部門デザイナーのルカの10周年というアニバーサリーになった今回のコレクションですが、派手なイベントは何も行わず、この 10年の想いを全てコレクションにぶつけた素晴らしい物でした。
多くのデザイナー達の前に立ちはだかる、リアルとクリエイティビリティーのバランスという昨今のファッションの難題を、スリルとすり抜けてクリエイション を行ったかのような今回は、ラグジュアリーなマテリアルに細かい気の効いたディテール、さらに個性的なスタリングをする事で唯一無二の魅力的なランバン ボーイを作り上げていましたね。。。
こちらはカンガルーファーのジャケットでございまして、アルベールが去った後、彼一人で生み出したコレクションが、こんなにもマスキュリン艶やかなのかと感動しましたね。。。。
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今回もPARIS郊外のイベントセンターに、特別なあつらえを用意してショーを行ったのはTOM BROWNE.NEW YORK(トム ブラウン ニュー ヨーク)でございます。
ショーが始まると無声映画の俳優のような白粉に黒いリップの二人のモデルが、会場のあちらこちらにかけてある白い布を剥がして行きます。中央のシャンデリアの覆いを外し、二人が椅子に座ると、いつも通りのスロースピードのキャットウォークがスタートします。
今回全てのルックは3体セットです。現在と過去と未来を意味するそれらのルックはゆっくりとランウェイを歩くと、それぞれにセッティングされているフレームの前でポーズを取り、なんとも不思議なシュールリアルな情景を生み出していましたね。。。
お得意のクラシカルなメンズウエアをベースにしながらも、ミンク等のファー使いやパールの刺繍等の手仕事と実にラグジュアリー!!!!個人的にはルネ・マグリットを思わせるダービーハットのマスクがサイコーでしたね。。。
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さてさて、コレクションはすっかり終了しましたので、私はこれからしばしバカンスへと行って参ります。この辺でこの季節泳げる所を探しておりますと。。。。アフリカの横のほうまで行く事になりましたね。。。。
TOO MUCH FASHIONの日々でございましたので、NO FASHIONの場所へ向かって間もなく飛び立ちますよぉぉぉ。。。。はい、私の人生に人生50%はありません、0か100でございます!!!
引き続きもの凄く遠くから、2015-16 AW MEN’S COLLECTIONのre-seeのお話や、2016 SS Haute coutureのリポートをして行きますので、お付き合い下さいまし~~~!!!!
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