ダイジェスト、3回目です。
この辺りからパリコレも中盤戦から後半。そろそろ疲れも出て来ますし、軽く、突然意識も失ったり、自暴自棄なところもあったりしますねwwww。でも、 会場で半年先のトレンドをスペクタクルで見せられると、全部許せちゃうのがパリコレの素晴らしさ。感動のコレクションは、疲れた身体の五臓六腑に染み渡る 岩清水のようです。
前回のメンズと同じ、パリ市ギリギリにある柔道競技場でコレクションを発表したのはKENZO(ケンゾー)。ウンボルトとキャロルの二人に変わって、 あっという間に1年が発ちました。すっかりティーンエイジャーの人気ブランドになった彼らは、今回少しセクシーでセンシュアルなスタイルを、様々なジャングルの要素のプリントやアイテムで表現し、素敵なコレクションを見せてくれました。
デビュー以来、確固とした自分のスタイルで作品発表をする、阿部千登勢さんによるsacai(サカイ)。モノトーンを中心に、ミリタリーグリーンや、ビリジアン、ネイビーやブルー等を使い、便利で可愛らしいアイテムが沢山発表されました。中でも、ドレッシーでカジュアルにも使えるフレアーパンツはかなりオススメでしたね。
2区にある素敵なギャラリーでプレゼンテーションを行ったのは、JEANPAULKNOTT(ジャン ポール ノット)。アーティステックでコンテポラリーな作品をアートのような展示方法でプレゼンテーションしました。同じ会場の別のフロアでは、実際にアート作品とコラボした作品のエリアもあり、美術展に来たような素敵なプレセンテーションでしたね。
フランスが誇るジューズ、アクセサリーブランドのRoger Vivier(ロジェ ヴィヴィエ)。7区にある歴史的建造物の素敵な邸宅のサロンを使ってのプレセンテーションです。『URBAN SUMMER』をテーマに、ベーシックな物から、刺繍やキラキラを多用した美人靴まで満載でした。にしても部屋の中にお庭作っちゃってましたね。。。。いつもディスプレイが素敵なのもロジェ ヴィヴィエの楽しみな所ですね。
クレア・ワイト・テイラーがChloé(クロエ)のクリエイティブ・ディクターに就任して丁度1年となる今回、クロエにしてはアバンギャルドな造形的な作品を発表しました。プリーツやフリルを多用したブラウスやドレスは、甘いだけではない新しいクロエのフェミニズムを表現していましたね。
Van cleef & Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)は、現在パリ装飾美術館で、素晴らしい展覧会を開催しています。それのプレビューイベントがありましたのでお邪魔させて頂きました。ヴァンクリーフ&アーペルの創立から現代迄、それぞれの年代のジュエリーが、所狭しとビッシリ並べられ、かなり見応えのある展覧会でした。来年の2月10日まで開催してますので、パリの行かれる方は是非お立ちより下さいね。
イタリアのシューズブランドのTOD’S(トッズ)はイタリア大使館の豪華なサロンを使って、新しいシグネチャーラインのアクセサリーの発表会と、カク テルパーティーを開催しました。新しくスタッズを多用したアクセサリーはフレッシュで人気が出そうなアイテムでしたね。やはりイタリアブ ランド、カクテルはかなり盛り上がっていましたね~。
ダイジェストはまだまだ続きます。もう少しお付き合い下さいね。
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