ダイジェスト最終回は後半2日のお話です。CHANEL、LOUIS VUITTON、VALENTINO等ビッグメゾンのコレクションが目白押しです。会期中になんとか展示会を行おうと、無理矢理re-seeをブチ込んで来るメゾンなんかもあったりして、忙しさはピークです。
最後の力を振り絞って、着飾って何事もなかったかのように、コレクション会場へ向かいます。
さぁ、CHANEL(シャネル)です。今回、会場のグラン・パレに、なんと風力発電機をおっ立ててしまいました。かなりの数の風車と、フロアーは恐らく太陽発電器のイメージのプリントです。
CHANELお得意のモノトーンに合わせ、カラフルなブルーやパープルのルックも目立ちました。イメージはとにかく若くクリーン。シグネチャーのハットにPVCでさらに大きなつばを付けたり、丸い形のバッグがあったり、とてもモダンなコレクションでした。カール様の考える所の地球とエネルギー問題ですかね。。。。?
VALENTINO(ヴァレンティノ)の今回は、40年代のローマのチネチッタ。ゴージャスな女優達が集い、イタリア映画の名作が沢山作られた場所を舞台に、うっとりするような、素晴らしいコレクションを見せてくれました。女性はドレスの下にスリップドレス(シュミーズ)を必ず着ていた当時にならって、わざとスリップドレスをインナーに着て、透けさせるテクニック等、新鮮なスタイルが沢山登場していました。
Moncler Gamme Rouge(モンクレー ガムルージュ)は前回の恋人達のスキー場から一点、恋人達のプールサイドがテーマです。水面をイメージさせるフロアーを配し、60’Sのムードたっぷりのエレガントでモダンなコレクションを発表しました。やたらと裸の男が多かったですけど。。。。www
PAUL & JOE(ポール&ジョー)はカンボン通りのショースペースでの開催でした。花とカラーブロックの、招待状に描かれていたのと同じ模様で会場を飾り、お得意のメンズライクなリアルクローズの中に、様々なフラワーモチーフのプリントを取入れた、リラックスした夏らしいコレクションでした。
カルーセル・ド・ルーブルに今回、巨大なエスカレータを設置してショーを行ったのは、LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)。ルイ ヴィトンのシグネチャーでもあるダミエモチーフをヒューチャーした今回、会場の中も外も全部ダミエプリントです。もちろん、コレクションもダミエプリントをベースに、プリントやレース等で表現したアイテムが登場していました。いやぁ〜、素敵なコレクションでしたね。
いやぁ〜過ぎてしまえばあっという間、これがパリコレですね。電車間違えたり、インビテーションが届かなかったりいとんなトロブルはありますが、過ぎてしまえば素敵なもので、綺麗なドレスの思い出しか残りません。これからもあーだこーだ言いながらも、おめおめと足を運ぶんでしょうね。
それだけ素敵なんです!!!パリコレは。。。。
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