山口智子の人生「40代初めの自分が、今の幸せを作ってくれている」 | Numero TOKYO
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山口智子の人生「40代初めの自分が、今の幸せを作ってくれている」

Numero TOKYO 83号/きっかけは“コレ”でした vol.56 指原莉乃
Numero TOKYO 83号/きっかけは“コレ”でした vol.56 指原莉乃
『ロングバケーション』以来、19年振りに連続ドラマのラブストーリーに出演した女優、山口智子。ちょっぴり“病んだ”大人たちの恋愛を描いたドラマ『心がポキッとね』では、“いい年して自分探し中”のインテリアコーディネーターのバツイチ女性を演じていた。役と重ね合わせ、自身の人生について振り返ってもらうと、大事な時期は40代の初めの頃にあったと告白。その頃の経験が今の自分を幸せに導いてくれるのだそう。“自分探し”の過程で気づいた1人の人間としての生き方、仕事への思い、その“きっかけ”となった貴重な出会いを語ってくれた。(Numéro TOKYO 2015年5月号掲載

──4月スタートの新ドラマ『心がポキッとね』に出演される山口智子さん。「病んでるオトナのラブコメディー」と、ちょっと衝撃のキャッチフレーズですが、どんなファーストインプレッションでしたか?

「演じる側としてだけでなく、私自身がひとりの視聴者として “こういうドラマが欲しかった!”と言える作品です。そもそも、コメディーって大好きなんです! 笑えてスカッとして、そして時にグッと感動したりするような。このドラマは、洒落た大人のコメディー。登場人物の言葉のやり取りや、4人の微妙な関わり合いがとても魅力的な作品です」

──阿部サダヲさん演じる主人公・小島春太は心を病んで“キレちゃった男”、水原希子さん扮する葉山みやこは恋に盲目な“ストーカー女”というように、かなりエキセントリックなキャラクターたちが話題をさらっていますね。

「どのキャラクターも、一見かなり個性が強くて特殊な人たちの物語という印象ですが、私たちの日常を振り返ってみると、意外に共通点があったりして。“こんな人いるな”“こんな独り言、私も言っちゃうな”なんて思うこともしばしば。だから視聴者の皆さんにも、見逃しがちな日常に潜む面白さを感じていただける、身近なテーマのドラマだと思います」

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