──そういう自然体な芦名さん、素敵です。ちなみに、芦名さんが思う大人の女性像とは?
「繕わない人、そのままでいられる人。いくつになっても自分が楽しいと思えることをやっている人はキラキラしていて素敵ですよね。そういう人になりたい。あと同じ笑うにしても「マジで〜!」と自然体で笑っている人のほうが輝いて見える。そう思うのは、私自身がわりとマイナス思考なところがあって、それを跳ね返そうとする何かが働いているからなのかもしれないです。そうしないとマイナス思考に占領されて自分がくすんでいってしまう気がして……。お芝居に関してもすぐにネガティブに考え込んでしまいがちなので、前向きなことを言ったりやったりするようにしているのかも。私にとって仕事は趣味のようなものでもあるので、気がつくと生活が仕事だけになりがちなんですね。だから、仕事がないときの時間をどう過ごすのかが課題でもあって。こもりがちにならないように気をつけています」