前田敦子のターニングポイント「きっかけは“コレ”でした」 | Numero TOKYO
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前田敦子のターニングポイント「きっかけは“コレ”でした」

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自分自身の今に影響を与えた人物や、ターニングポイントとなった出来事、モノ、場所との出会い。それをきっかけに変化し成長した自分を振り返る。女優・前田敦子のビフォー&アフター。(Numéro TOKYO 2013年7・8月合併号掲載

──放送中のドラマ『幽かすかな彼女』で前田さんが演じているのは、国語教師の河合千穂役。初の教師役ですが、いかがですか?

「教師役というよりは、千穂という役を楽しんでいます。9話〜最終話にかけて千穂が大きく成長するシーンがあるんです。その変化を楽しみながら演じているところですね。あと、衣装も楽しみなんです。今までは学生役が多かったので、今回の千穂のような大人の女性の衣装は新鮮!」

──雰囲気、違いますよね。さらに、千穂には裏表があって、裏の顔がバレてからは言い方も態度も豹変。前田さんがそういう役!?というのも面白いですが、ご本人的には?

「そうなんです。千穂は今どきの人とうか、女性が強くあっていい時代の人なので共感もします。ただ、裏表があって、裏の顔、黒い部分を見せてしまうと、人って警戒するじゃないですか。だけど、千穂のそんなキャラクターを面白いといってくれる人がいる、それはすごくうれしい。少し前にAKB 48の子たちと会ったんですけど、みんなドラマを見てくれていて、それもうれしかったですね。最初は裏表のあるキャラクターというのがウリだったはずなのに、今は裏しかなくて、裏ばっかりだけど(笑)、演じる分には気持ちいいし、裏しか見せなくなったからこその変わり様もあって。変われるきっかけがクライマックスで登場するんです」

Photo:Eiji Hikosaka Interview & Text:Rie Shintani
Edit:Saori Asaka

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