旅日記☆ベトナムという国。 | Chikako Yonehara
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旅日記☆ベトナムという国。

ちょっと旅人なわたくし

今回はベトナムへいってきました!

 

わたしの行くまえのベトナムのイメージは

 

1、アオザイ

2、「東洋のパリ」

3、フォー

 

でした!小学生の頃、散々ベトナム戦争の本を読んだはずなのに(どんな小学生だ。)

ガイドブック見てたらどんどん「優雅な国なんじゃないかしら」と思うようになってました・・・

 

 

 

とんでもなかった。

 

 

そこにあるのは、完全なるバイク大国ベトナム!

朝6時にもなればホテルの外から

お祭り騒ぎか!!

信号渡るのにも一苦労です。空気は排気ガスの味がします。きっと鼻毛がよく伸びるぞ。

バイクに乗った変なおっちゃんがよく日本語で話しかけてきます。

わたしたちは自分たちがヘタレであるということをきちんと自覚しているので

怪しいひととは絶対話をしません。冷たいようですが、安全に楽しみたいひと版海外旅行のお約束です(涙)

そんなわたしたちに、おっちゃんの決め台詞!

そんなん狡いわ。笑ってしまうわ!

 

そしてベトナムはインフレ国なので両替した途端、札束まみれに。

・・・20万ドン札!?

一瞬目を疑いましたが、800円程度のものです。

こんなにバイク大国なのに石油輸入で賄ったり貿易赤字がインフレを起こしたりしているんだとか・・・

レシートがこんなことになったり!

22万!!?あ、ああ880円か・・・880円!!?

マンゴースムージ2つとフォーと肉かけご飯と海老ガーリック炒めご飯頼んでるのに!!!????

という、二重の意味で驚きまくれるので大変たのしいお会計です。

 

それから、忘れてはいけないこと。

ベトナムは、上にも述べたように

たった40年程前には戦争の渦中にいました。

その戦争は悲惨なものでベトナムでは500万人の兵士と関係のない市民が命を落としました。

その事実を、ありのまま今に伝えているのがホーチミンにある「戦争証跡博物館」です。

日本では、目を背けたくなるような写真は出来るだけ排除するように、どんどんなっていってます。

ニュースでは死体を映さない。原爆の博物館も、写真ではなくイラストばかりだったようにおもいます。

だけど、ここでは、ほんとうにありのまま

銃で撃たれて亡くなった人たちが道で倒れているのも、

枯葉剤の影響で「ふつう」とは違う姿で生まれてきたひとたちも

たくさんの写真が壁一面に貼られています。

わたしたちは今、戦後いちばん危ない局面に晒されているかもしれない。

原発。TPP。尖閣諸島。

ひとりひとりが、「どうやったら平和に過ごせるのか」「いま持ってるたいせつなものを守れるか」を

真剣に考えなければいけないなぁとおもいました。

こうやってつらく厳しい過去を知ることが、明るくたのしい未来を創ることにつながっていかなきゃ。

となりにいるひとと、笑って過ごせるように

そのとなりのとなりのひととも、幸せな時間を過ごせるようにってどんどん拡がっていったらいいなぁ。とおもいます。

 

 

おしまい。

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chikako yonehara

ライター兼謎のうさぎ職人。ゆるめの毒舌でいろんなものをふわっと斬り込む!旅をしたりちょっと女子力を上げたりしてます。

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