フグ・ アゲイン | Ako Tanaka
Ako Tanaka

フグ・ アゲイン

※この記事は、Numero TOKYO編集長・田中がハニカムにて連載していた記事を再掲載したものです

 

1月初旬。

2005年12月20日にデザイナーの田山淳朗 さんに「Numero TOKYO編集長就任おめでとうディナー」をご馳走になったのは、ハニカムブログを始めた初期の頃に書きました。あのときは新宿パーク・ハイアット40Fの梢でフグ刺し、フグチリ、フグ雑炊・・・美味しすぎて食が進みすぎて、呑みすぎてハレツ寸前で、胃袋の限界に後悔したふぐ料理だったのですね~~。

そして、先日。またまた田山さんに今度は「出産おめでとうディナー」をご馳走になりました。
今回のお店は錦糸町という渋い場所にある下町ふぐ屋、越路さん。
あのね~~、がつがつ凄い量を食べられるふぐって、なんかかなり特別な感じです。
気取らないけど美味しい!これは大阪的にいえばかなり上位のおもてなしです。

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まずは私たちが頂くフグをこんな感じでお披露目。
ふぐ鍋奉行の田山さん曰く、「4人ぐらいで来店するのがベスト」
2人だと、1匹を料理してもらえないそうです。

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で、てっさ(ふぐ刺し)。これが2人前なんです~~♪
食べても食べても無くならないって、嬉しくないですか~。

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ふぐの唐揚げはトッピングでオーダー。出てくるタイミングも絶妙。
で、この辺りまでは娘が伝い歩きしたとか、可愛いとか、
やさしく聞いてくださる田山さん相手に、私の娘自慢が続く。

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ふぐしゃぶ登場。
上のほうに横たわっている白いのが、ふぐの皮なんですが、
これが、説明できないほど旨い(涙)!
このあと、てっちり改めふぐちりに入っていくのですが、
この辺りから、ほとんど会話はふぐ1本。料理番組の出演者よろしく、
食べているものがどれだけ美味しいかを語り合う私たち。

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いよいよクライマックス。2年前の梢では完食できなかったふぐのおじや。
今回はお腹と相談しながらここまで着ただけに、真面目に取り組む。
ほとんど会話無し。

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で、完食。感無量。

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食後はのれんの前で記念撮影。右から越路のオーナーさん、
ATSURO TAYAMAのPR、中嶌桂子さん、田山淳朗 さん、
スタイリストの井藤成一くん。

毎度のことながらなんで胃には限界があるのだろう?と残念に思う。もっと食べたかった。
田山さん、ご馳走さまでした。ありがとうございます。

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
ako tanaka│blog│numero.jp Numero TOKYO エディターズブログ

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