※この記事は、Numero TOKYO編集長・田中がハニカムにて連載していた記事を再掲載したものです
Antonio MarrasがデザインするKenzoが、3月18日に京都でイベントを催しました。
ご招待を受けた私は、前日の風邪熱も何のその、久しぶりの京都に行って参りました。
どうしてKenzoが京都でイベントをするのか?と言いますと・・・
先日のパリコレクションで発表した、08-09秋冬コレクションが映画「SAYURI」から
インスパイヤーされ「日本」をテーマに作ったコレクションだったから。
(2007年に若くしてこの世を去った山口小夜子さんへのトリビュートショウでもあったそう。)
さらには08-09秋冬のKenzoの広告キャンペーン写真を京都で撮影するため、関係者の皆様が京都にいらしたから。
08-09広告キャンペーン・フォト、早く見てみたいな~~!
とのことから、Antonio Marasさんは奥様やスタッフを連れて、京都まで足を運んだ、という次第でした。
3月1日にパリで開催されたKenzoコレクションの様子。
何やら赤い玉のようなものが白い糸の中に浮かんでいました。
その周りを歩くモデルたち。
最後に判ったのは、赤い玉が花びらを繋いだものだったこと。
一瞬にして、白い糸も赤い玉もバンバンっと落ちきったら、
中央にたたずむモデルが出て来たのでした。
お洋服を発表するだけではなく、魅せるショウを開催するKenzo。
演出の素晴らしさに、観客もスタンディング・オベーションでした!
そして、京都!
イベント会場となったおは、関西日仏交流会館ヴィラ九条山。
ちなみにこのヴィラ九条山は、フランスが、自国のアーティストを日本に呼び、
各自のプロエジェクトを実現させるべくスポンサードする際に、
彼らが滞在する場所として作られたのだそう。
さすがフランス! 懐が深いです。
私がパーティの最中、終始いたのがこちら。
ベランダに設置されたこたつから眺める京都の夜景は絶景でした!
こちら中央の男性がAntonio Marras氏。サルデニア島生まれのイタリアン。男前です!
後ろにいるのが、Kenzo ParisのPR、Adriano Rossi。
何やら楽しげに話すAntonio と私。写真はKenzoの方から頂きました。
今回のイベントを取り仕切ったLaurent Ghnassiaさん(右)。
Laurentは、ご存知、寺島しのぶさんの旦那さまです。
たまたまフランス映画祭で東京に来ていたAntonioの友人、Andy Gillet(左)。
「アストレとセラドンの恋」のセラドン役をしていたのが彼です。
菊之助くんも登場。菊ちゃんと京都で一緒できるなんて、感激!
うしろはファッション通信の高橋女史と私。
Antonioを囲んで寺島ファミリーの皆様。
右から、富司純子さん、Antonio、しのぶさん、Laurent。
富司純子さんはお着物が良く似合ってらして立ち居振る舞いがとっても上品で・・・
いらっしゃるだけで、そこの空気を独り占めしてしまいそうなオーラと存在感でした。
皆様、ベランダにつくられたコタツに入って歓談中。
右から、KenzoPRの竹田ちゃん、Ginzaの林編集長、Laurent、Antonioの奥様、Patrizia Marras、Antonio、
Adriano、WWD小田島副編集長、VOGUE齋藤編集長、渡辺副編集長。雑誌関係の偉い方が勢揃いです。
さらに・・・
右から家庭画法の今井編集長、25ans十河編集長、Spur内田編集長、Boao堀切編集長、Figaro塚本編集長。これだけ編集長さんが集ると、ほんと圧巻ですよね。
(皆様、Kenzoさんから写真が送られてきたので、アップしちゃっいました。お許しくだされ♪
で、10時過ぎまで眺めのいい京都の夜のイベントを堪能し、その後は
ところ変わって、ディープな京都の夜を楽しみに一同、祇園へ。
初体験でした。祇園のお茶屋あそびってこんな感じでしょうか!?
三味線を持ってる旦さんが、こちらのオーナーさん!?
で、三味線片手に唄って笑わす、かなりの芸をお持ちの方。
祇園をご存知の方には有名な方らしく、Numero TOKYO発行人の
朝倉氏も、三味線で唄って~~のひとことで、言い当てておりました。
聴衆。
右から、Kenzo Parisの副社長James Greenfield氏、Antonio、しのぶさん。
左から、James、祇園の豆はなさん、Patriziaです。
だんたんと宴もたけなわになって参りました。盛り上がってます!
こちらはKenzo PRの友竹ちゃん。いい感じです~~♪
菊ちゃんと、アートディレクターの世継恭規さん。
世継さんは、今回の招待状をデザインされたそうです。京都出身者だけあって、素敵な紙の招待状でした。
私とはほぼ18年来の知り合いで、この夜、ばったり会って盛り上がりました。
舞子さんには門限があるそうで、慌ててお帰りになられた豆はなちゃんと、
Kenzo PRの竹田さちこ女史。
Kenzoチームの皆様、とっても楽しい一夜をありがとうございました!