Dior in Russia 2 | Ako Tanaka
Ako Tanaka

Dior in Russia 2

そして、部屋がかわってコリドールに並ぶのは、「Body」をテーマにしたアート作品と

クチュールのアーカイブ。モダンなアート作品にはジョンの、

印象派やシュールレアリズムの時代のアート作品にはムッシュ・ディオールのコレクションが

それぞれに配されていて、ボディというテーマの枠を縦横無尽に、

時代や概念を超えて配列、対比、編集されているところが面白い。

 

 

ジョンのBODY作品には・・・、

Vanessa Beecroftや、

 

 

Helmut Newton。

 

 

ムッシュDiorのBODYには

 

 

Modiglianiや、

 

 

Man Ray、

 

 

そしてピカソ

奥の部屋には、「スター」というテーマがあり、

歴代のセレブリティ(スター)が着用したドレスがずらり。

 

 

     

 

こちらの星は・・・

 

 

ムッシュ・ディオールご本人が、アベニューモンテーニュのブティック前で、

偶然に拾ったものだそうで、これを拾った翌日にスポンサーがみつかり

ブランド設立がかなったことから、ムッシュディオールのグッド・ラックとして、

スターモチーフは今後のDior社とゆかりの深いものになるのだそう。

アヴェニュー・モンテーニュのブティックには、

ご来店いただくお客様すべてにグッドラックを持ち帰ってもらえるよう、

天井に星をちりばめたのだとか。素敵なお話ですね。

 

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
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