イギリス人ってシャレが利いてる! | Ako Tanaka
Ako Tanaka

イギリス人ってシャレが利いてる!

Numero TOKYO9月号でも特集しております、2013年度のサーペンタインギャラリー建築パビリオン

今回は、若手日本建築家の藤本壮介氏が大抜擢をうけました。

10月20日まで展示されているそうなので、ロンドンに行かれるならぜひ足を運んでみてください。

 

で、このロンドンの最新建築を担当してくださった山下めぐみ氏より届いたネタです!

このサーペンタインでもうひとつ見ておくべきなのが、サーペンタイン池。

10年ほど前に大人気を博したTVドラマ「高慢と偏見」のダ―シー卿(若きコリン・ファース)が、

池に鎮座し、国民的萌えシーンを体現しているそうです。

 

「高慢と偏見」とは・・・

ジェーン•オースティン作の「高慢と偏見」はいろいろ映画化されてますが、

コリン・ファース出演のBBCドラマ(1995)がこちらでは根強い人気で、

恋に悩むダーシーが池に飛び込み、濡れ状態でリジーにばったり出会う、というシーンは超有名、だそう。
今回、「高慢と偏見」が書かれて200周年+新TV局のプロモーションで
このファイバーグラス製の高さ3.5mもある、濡れたダーシー卿像が作られたそうです。
イギリス各地を巡回展示後、なんと、このドラマのロケが行われた
カントリーハウスLyme Park の池に永久展示になるとか!
カントリーハウスLyme Parkとは、文化財保護指定だそう。
イギリス人、洒落がきいてますね〜。
んでもって、濡れたダ―シー卿は、
あっちに行ったり、
こっちに行ったりし、
各地を巡邏の後、ドラマのロケ地である文化財保護指定のカントリーハウスLyme Parkに
半永久?設置されました。ですって。ウケる〜!!

Profile

ako tanaka
TOKYO
editor in chief

編集長。ミラノで雑誌や広告などに携わった後、帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。スタイリストやファッションエディターとして活躍後、2005年11月『Numéro TOKYO』編集長に就任。著書『AKO’S FASHION BOOK』(KKベストセラーズ社)も好評発売中。
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