田舎育ち、工場が身近な環境で育った私にとって
こういうちょっと文字通り「錆びれた」雰囲気は原風景なのかもしれない。
大阪、それも中心市街地から外れた「北加賀屋」なんて初めて来たのに
そんな気がしないなと郷愁の念に浸りつつも、右手の中から溢れてくるNYFWの情報もチェック。
そう、私にとって秋はまさに「デザインの秋」。
メディアを賑わせる各都市のFashion Weekと、Design Weekとの情報収集が楽しくて仕方ないこの季節。
ファッションに隠れて影が薄いですが、「デザインウィーク」的なものも各都市で行われているんですよ!
ご存知ですか?:D
日本も来月末は、TDW(Tokyo Designers Week)を筆頭に、
青山を中心としたデザインブランドや家具ブランドが参加するデザインウィークが行われます。
しかし、例年業界人onlyで盛り上がっている印象が否めず、
参加者からも出展者からもあまりpositiveな意見は出てこない現状・・・
そんな東京を差し置いて、面白いデザインイベントがあると聞きつけ、大阪に初上陸!
2009年にプレイベント”DESIGNEAST 00″として始まってから
5回目の開催となる今回のテーマは”Topophilia”-「場への愛」。
最近「場」という言葉自体が流行なのか、よく耳にするけど、
一方通行で押し付けがましかったり、中身がなかったりするものがほとんどだと思う。
こんなにスマートに、でも人間味溢れた「場」の提示にまず感動。
何よりもそこに流れる「空気」が本当に良かった。
「場」への愛は、結果としてその「場」を共有する「人」への愛になるのだろう。
そう五感を通じて体感できる空間だった。
会場となる大阪クリエイティブセンターは、造船所跡。
昔のままに残されたこの外観を臨みつつ、
いったいどんな空間、「場」が中では展開されているんだろうか?
そんな期待を胸に中に入っていくと・・・
私は3日間の会期のうち、14日の1日しか参加できなかったのですが、
いくつかのpostに分けて、素敵な「場」の体験をSHAREしていきたいと思います。
DESIGNEAST 04はSNSとの連携も素晴らしく、
#de04のハッシュタグを用いてスタッフがトークの内容も含めてLiveで情報発信。
togetterでさらにまとめてくれているので議事録を振り返ることもできます。
(☞Check HERE!)
もちろん、イベントについての感想や写真などもこのハッシュタグを用いて
みんな自由につぶやいているので(イベント終了後もどんどん更新されています!)、
ぜひ検索してみて、デザインに対する「生の声」を聞いてみるのはいかがでしょうか?
それでは今回はこのへんで。
Tot ziens!!