クルーズ業界において最初にオールインクルーシブ制を取り入れたリージェント セブンシーズ クルーズ。料金に含まれる内容は徐々に増えていき、なんと寄港地ツアーまでも! 世界で4500もの寄港地ツアーをラインナップしているそう。今回、セブンシーズマリナーに乗船し、その寄港地ツアーを体験してきました(前編はこちら)。
予約が取れれば無制限に参加できる寄港地ツアー
セブンシーズマリナーが属する「リージェント セブンシーズ クルーズ」のクルーズは、無制限の寄港地観光ツアー(ショア・エクスカーション)が料金に含まれています。つまりクルーズ中、予約さえ取れれば、何回でもツアーに参加することができるということ!

人気の高いツアーはすぐに定員に達してしまうので、早めの予約がおすすめです。なので、クルーズを申し込んだら即、寄港地ツアーも予約してしまうのが、鉄則です。もちろんクルーズ乗船中でも、ツアーを申し込むことはできます。
寄港地ごとにツアーは多彩に用意されています。その数、世界4500コースも! 少人数ツアーなど有料のものもありますが、必ず2~3個は無料のものが含まれています。

2~3時間の短いコースから、半日あるいは1日コースなど所要時間も様々。ツアー内容と合わせて、自分の運動能力(徒歩)のレベルや、食事付きなどの条件から選ぶこともできます。また、ツアーの中にはゲストの声に応えた、地元密着型のディープな体験「ゴーローカルツアー」(一部有料)も。


寄港地ツアーの予約が完了したら、客室にツアーチケットが届けられます。そこに書かれた集合場所に集合時間に行けば、あとはおまかせ。楽しむのみ!
ただし、船内のチップは料金に含まれているけれど、ツアーのガイドやドライバーへのチップは例外。いいサービスだなと思ったら、心づけを渡すのもスマートなトラベラーでしょう。
ベトナムではメコン川に浮かぶ小さな島へ
今回体験したクルーズはセブンシーズマリナーのバリーシンガポール16日間のうち、ベトナムのホーチミンから最終寄港地までの8日間。ホーチミンでは16コースが用意され、そのうち「メコン・リバー・デルタ」をチョイス。


ボートに乗り込み、メコン川に浮かぶトイソン島へ。幅1キロ、長さ11キロの細長い島に上陸し、はちみつ農家やライスワイン農家を訪問し、試食。


フルーツ農園では地元の人々のベトナム歌謡ショーを鑑賞しながら、スイカやパイナップルをパクパク。「サンパン」と呼ばれる細長い船で水路を進むクルーズも体験し、洋上レストランで川魚のフライなどのランチを。



ここで実演を見て購入したココナッツ・キャンディ(ヌガー風)に実は、大ハマリ。あまりに食べ過ぎて、歯のかぶせが抜けてしまいました。

カンボジアではシアヌークビル観光&シーカヤックで汗を流す
2日間停泊したカンボジアのシアヌークビルでは、1日目は「ハイライト・オブ・シアヌークビル」、2日目に「カヤッキング・リアム・マングローブ・リバー」に参加。
1日目は、シアヌークビルの見どころをホッピング。2つの寺院をめぐり、地元の人々の胃袋を支えるマーケットへ。


小さな食堂が集まるエリアや雑貨エリアなど、あえて迷子になりながら細い通路を歩くのが楽しい。ドライブをしながら街の様子を眺め、ランドマークのゴールデンライオン像で記念撮影。


その後はビーチへ出て、巨大な丸ごとココナッツのジュースでひと息。

2日目の国立公園でのボート体験は、かなりハード。寺院訪問後に川を目指します。

即席でペアを組み、シーカヤックで川下り。1時間20分もの間、オールを漕ぎ続けたものの、なかなか前に進まず、途中で挫折。不甲斐なくも、ガイドが乗るモーターボートにけん引してもらうことに。でも、自然の中でカラダを動かすのは、心地いいものです。

タイではバンコクとサムイ島に停泊。市場で冒険&寺院で祈願!
バンコク(レムチャバン港)には2日間、停泊。“バンコク”といっても、実際は南東へ約135km離れ、車で2~3時間はかかる地方都市。寄港地ツアーのラインナップには、バンコクやパタヤで過ごすコースもありましたが、ディープな地元を体験する「ゴーローカルツアー」のコースを選びました。

1日目は「ローカルライフ・エクスペリエンス」。チャチューンサオという地区の運河沿いに展開する「クローンスアン100年市場」へ。その名のとおり100年の歴史を誇る、レトロ風情な市場です。ガイドと一緒にコーヒーの試飲やローカルなお菓子を試食。自由時間に雑貨店で見つけたタイの弁当箱と、今では日本では見かけない手作りの箒を購入。

金色に輝くルアンポー・ソートンで、地元の人たちに交じって願いを込めながら金箔を貼り付ける体験も。なんだか願いが叶いそう! 地元料理を提供する水上レストランではランチを取りつつ、まったり。



2日目は「アンシラ村とノンモン市場」に参加。アンシラはすり鉢が有名な村。職人が花崗岩の塊を削って、カタチを整えていく行程を見学することができました。買うつもり満々でしたが、すり鉢を手にしたら、ずっしりと想像以上に重量級。帰りのスーツケースを考えて、あえなく断念。


そしてノンモン市場では売り物としてカブトガニが並んでいるなど、カオスな状態。竹筒に入ったもち米のデザート、カオラムを試食してみました。炭火で焦げた竹筒を割ると、中からもち米が登場。ココナッツのほのかな甘さと香ばしさ、もち米の食感が絶妙。自らは手を伸ばしづらい見た目ですが、なんとも美味しい発見でした。


続いて訪れた寄港地、サムイ島では「サムイ・ハイライツ」を選択。ビッグブッダや高台のカフェから見下ろすチャウエンビーチなど、王道の観光コースです。短時間のコースで、コンパクトに見どころをホッピングしました。



シンガポールの定番観光で、マーライオンに初対面
最終寄港地のシンガポールのコースは食や歴史、ナイトツアーなど多彩なテーマが揃い、ツアー数も豊富。その中から正統派の観光コース「パノラミック・シンガポール」を選びました。いつもシンガポールでは最旬や穴場なスポットを訪ねていたせいか、実は定番を知らない。コロニアル地区、リトル・インディアやアラブ・クオーター、チャイナタウンと散策し、コーヒーショップで名物のカヤスートをぱくり。はじめて間近で見るマーライオンとベビーマーライオン(マーライオン・カブ)でも感動の記念撮影。3時間半ながら、濃密な時間でした。



これらはすべて無料です。えてして、クルーズで申し込む寄港地ツアーは現地のオプショナルツアーよりも高額だったりするのですが、ここでは料金に含まれているからお財布を気にすることもありません。どんどん参加して、各寄港地で体験や発見を重ねる。それこそが、クルーズの醍醐味といえるでしょう。
リージェント セブンシーズクルーズ
https://jp.rssc.com/
Photos & Text: Chieko Koseki
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