おいしいパンを求めて世界中どこまでも! パン愛にあふれたモデル山野ゆり改め“パン野ゆり”が、話題の新店から知る人ぞ知る逸品まで、津々浦々パンの世界を独自の視点でお届け。今回は、代官山の「ドレ バイ シャルルアンリ(Doré by Charles-Henry)」を訪問!

こんにちは! 毎日暑くてドラクエウォークが全く捗らないパン野です。皆さんも水分補給や体調管理、お身体ご自愛下さいませ。
さて! 今回は代官山駅前にできた、パン好きの心を踊らせる注目のクロワッサン専門フレンチベーカリー「Doré by Charles-Henry(ドレ バイ シャルルアンリ)」へ行ってきました。
手がけるのは、極上のバターや濃厚な乳製品の産地として世界的に知られるフランス・ノルマンディー出身のオーナーシェフ、シャルルアンリ ルブーグさん。
パリの伝説的レストラン「ジョエル・ロブション」をはじめ、ロンドン、ローマ、サンフランシスコ、そして東京と、世界各国のミシュラン星付きの名店で腕を磨き続けてきた実力派の料理人‼︎
2024年に代官山にオープンした自身の名前を冠するスイーツ店「Charles-Henry」では、まるで高級ジュエリーのように繊細で美しいフルーツタルトを生み出し、一躍話題に♡
そんな彼が「Charles-Henry」のすぐお隣に満を持してオープンした新ブランドが、この「Doré by Charles-Henry」なのです‼︎


店名の「Doré(ドレ)」は、フランス語で「黄金色」を意味する言葉。本場フランス産の厳選された発酵バターを惜しみなく使用し、理想的な火入れによってまばゆい黄金色に焼き上げられたパンたち…♡ 訪れる人々を甘く香ばしい世界へと誘ってくれます。



まるでパンの美術館。五感を刺激する洗練された空間!
お店のドアを開けて一歩足を踏み入れると、思わず息をのむような洗練された空間が広がります。
店内の中央に鎮座するのは、柔らかなアースカラーと緩やかな有機的曲線が美しい特注のカウンター。一般的なパン屋さんのようにトレーとトングを持って歩き回るスタイルではなく、ここでは美しいカウンターの上にひとつひとつ丁寧に仕立てられたパンたちが整然とディスプレイされています。

丸いコースターのような台紙の上に鎮座するパンたちは、まさにひとつひとつが丹精込めて作られたアート作品のよう。バイカラーの幾何学的な縞模様が美しいクロワッサンや、ピスタチオやフランボワーズで華やかに彩られたスティック状のパン、宝石のようにキャラメリゼされたツヤツヤのフランなど、見ているだけで心がときめくビジュアルばかり…♡(うっとり♡)
甘く芳醇なバターの香りが充満するモダンな空間で、じっくりと「今日の一品」を選ぶ時間は、まさに至福のひととき。
個性的でハイレベルなパンたちを味わってきたので早速レポレポ。

まずその愛らしいビジュアルに惹きつけられるのが、お花をモチーフにした「クロック・マダム」。サクサク食感のクロワッサン生地をベースに作られた、見た目も華やかなお食事系のセイボリーパンです。
丁寧に作られた濃厚でコクのあるベシャメルソースに、とろけるチーズ、塩気の効いた香ばしい国産肉のハム、そして中央には絶妙な火加減の半熟卵が贅沢に乗せられています。

大きな一口で頬張ると、生地から溢れ出すバターの豊潤な香りが口いっぱいに広がり、鼻からスーッと心地よい余韻が抜けていきます。クロワッサン本来のサクサク感と、リッチな具材が見事に調和していて、クロワッサン好きにはたまらない満足感と幸福感を与えてくれる逸品!

続いていただいたのは、従来のパンの形とは一線を画す、モダンでスタイリッシュな四角いスティック状のコッパハムのクロワッサンサンド。
生地の間には、コク深いゴルゴンゾーラの豊かな風味と、旨みが凝縮されたコッパハム(生ハム)、アクセントになるセミドライトマトのキュッとした爽やかな酸味、そして全体を優しくまとめるほんのりとしたハチミツが閉じ込められています。ゴルゴンゾーラの癖とハチミツの甘み、生ハムの塩気が織りなすあまじょっぱいハーモニーが絶妙♡
そしてこのパンの一番の衝撃は、なんといってもその「食感」。
噛んだ瞬間に「ガリッ、ザクッ!」と自分の頭の中にまで心地よく響き渡るほどの、力強いハードな歯ごたえがあります。分厚くしっかりと重ねられた生地の層が、まるで上質なパイのように焼き上げられており、スナックのように軽快かつ香ばしく楽しめます。素材の持つ強い風味が口の中で見事に一体となる、新感覚のクロワッサン体験です。

スイーツ系から選んだのは、フランスの伝統的な焼き菓子をクロワッサン生地で再構築した「フラン」。
表面はしっかりとキャラメリゼされていてカリッと香ばしく、その内側に閉じ込められたカスタードクリームは、驚くほどなめらかでトロットロ……!


ナイフを入れるとあふれ出すクリームには、マダガスカル産BIOバニラビーンズが贅沢に使用されており、ひとくち食べるごとに甘く豊かなバニラの香りが広がります。はらはらと口の中で儚く解ける繊細なクロワッサン生地と、とろける濃厚クリームのコントラストはまさに絶品。贅沢なカフェタイムに欠かせない一品です。

「Doré by Charles-Henry」の魅力はパンだけに留まりません。
店内では、クロワッサン風味の「カフェ・リエジョア」や「クロワッサン・アッフォガート」といった、シェフのユニークな発想が光るカフェドリンクも楽しむことができます。
さらに、甘いスイーツを心ゆくまで堪能したい日は、すぐお隣にある1号店「Charles-Henry」へ立ち寄って旬のフルーツタルトをお土産にする……なんていう、代官山ならではの贅沢なハシゴ体験もおすすめ♡

本場フランスの素材美と、世界を魅了したシェフの洗練されたセンスが詰まった「Doré by Charles-Henry」。代官山を散策する際は、ぜひこの黄金色のパンたちが待つ特別な空間へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
Doré by Charles-Henry
住所/東京都渋谷区代官山1-35-14
営業時間/9:00〜19:00
Instagram/@dore_charleshenry
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Photos: Shim Kyutai Text: Yuri Panno Edit: Yukiko Shinto
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